MXBean
JavaOne のセッション資料を読みかえしていたら、なぜ JSR-174 の Monitoring and Management for Java Platform の MBean が Tiger beta2 から MXBean になってしまったのかが書いてありました。JSR-174 の MBean は普通の MBean ではなく、MBeanServer には OpenMBean にラップして登録されるらしいのです。普通の MBean とは異なるので、区別のために MXBean と。そんなこととは知らなかった。
ところで X は何のことなんだろう。 Extension? Extended? Exprierence じゃないよね ^^;;
それにしてもドラフトなどのドキュメントだけを読んでいてもこういう裏側の理由とか思想とか哲学みたいなものはなかなか伝わってこないものです。JavaOne のセッションはそれらを知るにはとてもいい機会になるのです。こういうところも JavaOne に参加する意義があるというものです。
JXTA
JavaOne で jxta.org や java.net のマーケティングをしている Lauren さんに会いました。その話の中でひょんなことから jxta.org の Developer Spotlight に出ないという話になってしまったのです。Developer Spotlight は JXTA を作っている/使っているパワーユーザを紹介するものです。URL は http://www.jxta.org/bios/BioArchive.html
私にはそんな資格はないので、「jxta-monitor の Project Owner の hasunuma さんにフォワードするのでいいか」というと「それで OK」といわれてしまいました。
帰国したら Lauren さんと一緒にマーケティングをしていて jxta-monitor を担当していただいた Helen さんからさっそくメールが。結局、hasuneuma さんに書いてもらうことにしたのですが、やりとりに時間がかかってしまいました。たかだか 10 行ぐらいの英語のメールを書くのに 2 時間ぐらいかかってしまいます。嗚呼、何と貧弱な私の英語力よ、と嘆く日々であります。
Project Looking Glass
そして、難関がこれ。Fedra Core 1 にインストールした Project Looking Glass (以後 LG3D と書きます) ですが、やっぱりサーバに使っているマシンで LG3D をいろいろ試すのには難があります。
そこで、会社で余っているマシンを物色したのですが Pen4 1.6 GHz、GeForceGo 4 のノート PC を見つけました。
WinXP がのっていたので、Linux からインストール。LG3D の Web を見ると一番はじめにかいてあるのは Suse。Java Desktop System もベースは Suse です。今まで Suse は使ったことがなかったので、試しにインストールしてみました。バージョンはもちろん 9.1 です。
その後に JDK 5.0, Java3D, JAI とインストールして、最後に LG3D をインストール。ここまで特に問題もなくできました。
ところが、いざ LG3D を動かしてみると、マウスの動きなどがいまいち。カクカクしてしまいます。
どうやら、Suse の NVidia のドライバがいまいちのようです。NVidia のサイトでダウンロードしようとしたら、YOU でドライバをアップデートするのがお勧めと書いてあります。しかたないので YOU でアップデートしたのですが、やっぱりいまいち。
それに Suse だと X11 の落とすのが面倒くさいということが分かりました。xdm を chkconfig ですべて off にして、次に xdm を kill すると LG3D のドキュメントには書いてあります。しかし、このドキュメントでは 9.1 ではなくて 8.1。いくらやっても X11 は落ちません。結局 xdm を立ち上がらないようにして、reboot しないとだめでした。もしかすると他の手段があるかもしれませんが。
これで、いやになってしまって、Suse は見放して、勝手知ったる Fedra に乗りかえ。
Fedra Core 2 をインストールして NVidia のドライバをインストール。
そうしたら、Suse のときとはぜんぜん違って非常にスムースに LG3D が動きました。というわけで、やっと LG3D の開発環境が整ってきました。
それともう 1 つ LG3D 関連で。LG3D のコアの Web サイト に On Going Sub-Project という記述があります。その中に Document Localization というのがあります。ようするにドキュメントの日本語訳をしようというサブプロジェクトなのですが、光栄にもそこに参加することになりました。
これでまた LG3D の世界にどっぷりとはまることが決定付けられてしまいました。それにしても 10 行の英語のメールを書くのに 2 時間かかる人が、こんな重要なプロジェクトに参加していいのでしょうかという疑念はあります... さて、どうなることやら。
それに LG3D の ML を立ち上げようという話が以前からあったのですが、結局 javadesktop.org の中に作っていただくことになりました。他の javadesktop.org にある ML や Forum はすべて英語ですが、ここだけは日本語。今、日本語のためのテストをしていただいています。と、さも自分がやっているように書いていますが、全部川原さんにやっていただいています ^^;;
ちゃんと使えるようになったら、広報しますのでぜひご参加ください。
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