おととい、渋谷で "Godfathers and Sons" を見てきました。
The Blues Movie Project の一連の映画のうちの 1 本です。題名は Fathers and Sons のもじりですね。Chess の社長が Muddy Waltes の Electric Mad に入っていた Hoochy Coohy Man を現代にラップとして甦らすプロジェクトを企画したのですが、この映画はそれを追っていくドキュメンタリです。
シカゴブルースの成り立ちと Chess の隆盛など、随所に Muddy Walters や Coco Talyor、Willie Dixon そして Pinetop Perkins などのパフォーマンスがちりばめられています。
とくに Pinetop Perkins。まだ健在です。もう 90 歳を超えているのに、ライブやるんですよ。さすがにピアノの音には勢いがないですが、それでもいいのです。生きているということだけでも。一緒に演っていたのが Ike Tuner。こちらも久しぶりに見ました。
さて、話の本筋はラップ版 Hoochie Coochie Man です。ラッパーとして、Chuck D や Common などが参加しています。
ところで、この Hoochie Coochie Man は最終的にはどうなったのでしょう。サントラに入っているのかな? CD 屋に見にいってみようっと。
それはそれでいいのですが、この映画館のレイトショーで他の The Blues Movie Project の映画がやっているではないですか。それも 12/3 までは Martin Scorsese の Feel Like Going Home がやっています。
これは行かなくてはというわけで今日見てきました。
この映画はブルースのルーツを探しにいくというよくありそうなテーマで、案内役が Corey Harris。デルタからアフリカまで。まぁ、話の内容的にはそれほどおもしろくないです。
でも、Son House や若いころの John Lee Hooker の映像を見れるだけでいいのです。それに Corey Harris がいく先々でジャムをするのですが、それがまたいい。Taj や Ali Farka Toure たちとジャムしてます。
ところで、この映画館で今度 Greendale を上映するらしいのです。吉祥寺でもやっているを知っているのですが、なかなか吉祥寺に足が向かないので、渋谷でやるとすればいかねば。
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