出張で四谷へ。
四谷といったら、Manuel でしょう。松濤の Manuel は何回かいったことがあるのですが、四谷の Manuel Casa De Fado ははじめて。店内が広いんでビックリしました。本店より全然おっきいじゃないですか。
ポルトガル料理はとてもやさしいのです。やさしいというのは作るのが簡単という意味ではなくて、味がやさしいのです。
スパイスがほとんど入らないので (胡椒すらあまり使わないらしいです)、刺激的な味はしないのですが、なんかいいんですよ。
はじめのスープはビーツの冷製スープ。ビーツのほどよい甘さが引き立っています。パンも、もちもちしてとてもおいしい。
そして、バカリャウのコロッケ。これははずせません。バカリャウって鱈の一種らしいのですが、くさやのひものに通じるところがあります。このコロッケも口に含むと、ひもの特有のにおいが口中に広がります。かといって、くさやみたいに強いにおいではないですけど。
メインは骨付きポーク。味噌付けの肉を焼いたような感じ。なんか懐かしい味なのです。肉の付け合わせはマッシュポテトのように見えますが、ミーガスというもの。パンがゆにニンニク入れて、整形して、オリーブオイルで焼いたという感じ。これもおいしいですよ。
そして、最後のデザートがパスティシュ・デ・ナタ。これは松濤にはないメニュー。ポルトガルのエッグタルトです。本当に焼きたての熱々をいただきました。これはおいしい。
ちなみに 、ランチセットにはコロッケとデザートは付いていません。デザートがついているとお得だと思うんですけどねぇ。
それにしてもお客さんはほとんど女性。男性がいたとしても、女性に連れられてという感じ。どうしてなんでしょ?
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