Tim Christensen, "Secrets on Parade" (2001) | |
Dizzy Mizz Lizzy の Tim Christensen です。というと、期待大ですが、期待を裏切らないアルバムにしあがっていると思います。 なんで Dizzy Mizz Lizzy をやめてしまったのか全然知らないのですが (あまり知りたいとも思っていないのですが)、ソロになって足枷がなくなって自由奔放に動けるようになった感じです。別に Dizzy Mizz Lizzy がダメだという気はないですけど。 で、このアルバムです。ギターの逆回しや大業なパーカッションではじまってしまい、どうなることやらという気分にさせるタイトルナンバの Secrets on Parade ですが、いきなりギター 1 本になって、そこにだんだんと音が重なっていくという構成。なかなかやりますね。重厚でも、ポップ感はあるのです。 Get te Fuck Out of My Mind もお気に入り。ギターでぐいぐい引っ張っていく感じがいいですね。21st Century High もそんな感じ。ギターだけ聴いていると Lenny Kravitz みたいなですね。特にリフの感じが。こういうのはスピード感があって大好きなのです。最後の高音をどんどん落としていくエフェクトもなかなか決まっています。 うってかわってアコギの Love is a Matter of... もお気に入りの一曲。 ストリングはなくてもいいかもしれないと思うのは私だけかもしれませんが。 全体を通して聴いてみると 60 年代後半から 70 年代前半の Paul McCartney に似ているような気がしてきました。もしくは Bad Finger か。サウンドは重厚でよく練られているけど、ポップさは忘れていないというような感じです。 で、一番のお気に入りは Stranger なのです。それにしても、私はアコギの歌好きですねー。いまさながら、あきれてしまいます ^^;; |
2005/09/20
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