昨日は終日私の所属する横河電機のプライベートイベントで説明員。人数が足りなくて借り出された口なので、私の説明でよく分からなかった人がいたらごめんなさい。
それはそうと、私がいた横のブースでは女性のコンパニオンさんが説明しているのです。こんな機会はなかなかないので、ずっと観察してしまいました。
やはり、プロはすごいですね。立ち方、手の動かし方、視線のおきば、動と静の使い分け、足の運び方などなど。とても勉強になります。
リハーサルのときから見ていたのですが、はじめはそれほどでもなかったのが、どんどんうまくなっていきます。たぶん、自分が説明している研究の内容なんかさっぱり理解していないと思うのですが、ちゃんとポイントをつかんでいるのです。たぶん、お客さんからのフィードバックで、どこが重要なのか理解しているのだと思います。
よく、Steve Jobs はプレゼン上手だから、彼のプレゼンを見てテクニックを盗めとか書いてありますよね。
はっきりいって、それは無駄です。
Steve Jobs のプレゼンは彼のキャラクターがあるからこそ、成り立っている部分が大きいと思うのです。McNealy のスピーチもそうですね。
それよりも、彼女のようなプレゼンテーションのプロの真似をするほうがよっぽどいいと思います。
ようするに、マニュアル化できる知識なのか、否かということですね。コンパニオンさんのプレゼンテーションの技術はマニュアル化されているはずです。とすれば、そのマニュアルに書いてあることは、私たちにもできるのではないかと。
問題は、ここで得られた知見を自分のプレゼンに活かせるかどうかですが... うーん、難しい。