今までサーバ系のシステムにはほとんど触ってこなかったし、Web 2.0 系の技術にもほとんど無縁の世界に生きてきたわけですが、何を思ったか Sun × Recruit Mash Up Award に応募してしまいました。
もちろん、私が応募するわけですから、クライアントだけです。それもブラウザではなくて、Project Looking Glass です。
何でこんなことになったかというと、5 月の JavaOne まで時をさかのぼらなければなりません。
JavaOne の基調講演で 'S' Mash Up の Aerith がデモをされました。Aerith は Swing で Mash Up ということで、Google Map、Flickr API、Yahoo! Geocode API をマッシュして作られたもアプリケーションでとてもクールだったわけです。
その基調講演の後に Software Design 誌の馮さんと、Aerith はおもしろかったですねぇ、などという話をしていたわけです。 「LG3D でもできるのではないですか」とおっしゃっられたので、「たぶん、できると思います」と答えていたのです。
それが頭の隅にずっとひっかかったまま、時は 6/15 の Web 2.0 セミナーに飛びます。
そこで、藤井さんに「当然応募されますよねぇ」とつっこまれ、鈴木さんに「櫻庭さんなら LG3D でグリグリするようなのでしょう」とさらにつっこまれ、「はぁ」と。
といわけで、作ることになったわけです。
実際には、共同作業者の入口さんと蓮沼さんにほとんど作ってもらい、私は最後の調整ぐらいしかしていないのです ^^;;
そして、応募の〆切日。
本当は 3 人のグループで応募するはずだったのですが...
それまで募集要項もちゃんと読んでいなかったのですが、グループで応募する場合もすべてのメンバーが登録をしなくてはいけないことが判明。
ところが、なんと蓮沼さんが夏休み、入口さんは急用で休み。2 人とも連絡がとれず、そのために登録もできず...
しかたなく私の単独名で出すことになってしまいました。でも、実質的には 3 人の連名であることには変わりありません。
前説が長いですね。
で、今日その授賞式だったわけです。なんと幸運にも Sun Microsystems 賞をいただけることになりました。
副賞として Sun Ultra 80 をもらえることになったのですが、3 人で分けることもできず... さて、どうしたものかと嬉しい悩みをかかえることになりました ^^;;
その他の受賞した方々も力作ばかり。今回は実質 1 月ぐらいしか製作期間がなかったのですが、なんでここまで作り込めるのでしょう。すごい。
というわけで、他の受賞者は Mash Up Award の Web ページに出ています。
ついでにこの授賞式の写真は Flickr のここにあります。
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