2006/09/15

今日の一枚

このエントリーをはてなブックマークに追加

なぜか、最近、私の周りでフォークが流行っているのです。The Brothers Four にはじまり、Kingstone Trio、Peter, Paul & Mary。そして、御大 Woody Guthrie と Pete Seeger。

えっ、あの人がフォーク好きだったの、とか意外な発見があったりするのです。

で、今日の一枚もそうした一枚なのですが、Pete Seeger などを選ばないところが、櫻庭がひねくれ者たる所以です。

今日、取りあげるのは Davy Graham。誰だそれ? っていう感じですよね。イギリスのフォークでは有名なのですが... Paul Simon の Angi を作った人といえば、通じる人がいるかもしれません。

イギリスのフォークといえば、Bert Jansch と John Renbourn が二大双璧ですが、Davy Graham はその先駆けとなるアーティストなのです。櫻庭の場合、まったく逆のパターンで、Paul Simon から入って、Bert Jansch にいって、そして、Davy Graham にたどり着きました ^^;;

Davy Graham の CD はほとんどないのですが、最近やっと発売されたようです。このアルバムもその中の 1 枚。

このアルバムはタイトルにもあるように、ちょっとごった煮という感じ。あまり、統一性は感じられません。特に Beyond の部分はあまり好きではありません。なんで Moanin' なんだろう?

やっぱり、Blues がいいですね。Bert Jansch に通じるところのあるサウンドです。アメリカの Blues とは使う音が違うんですよ。ケルト音楽とかの影響なのかもしれません。

ということで、Leavin' Blues はお気に入り。Black is the Colour of My True Love's Hair もいいですね。次の Rock Me Baby も。

2005 年に発売されたものにはボーナストラックとして Angi も入っています。でも、Paul Simon の方が洗練された感じ。

Angi 以外に 3 曲ボーナストラックがありますが、Angi も含めてすべてギターインスト。やっぱり、こういうインストの方がいいかもしれない。聴きごたえありますよ。

0 件のコメント: