2006/12/15

今日の丸レク

今年 2 回目の丸レク。今日のテーマは Java と Lightweight Language。私は JSR 223 と JSR 292 について話をしてきました。

JSR 223 は Java SE 6 でリリースされているし、使い方はそれほど大変ではないので、楽なのですが... 大変なのは JSR 292。まだ、何も決まっていないのですから。

JSR 292 はまだ Export Group が形成されただけで、Draft も何もないのです。

なので、情報源としては OOPSLA と JavaOne の発表資料、そして元 Spec Lead の Gilad Brancha の blog です (Gilad Bracha は Sun を辞めてしまいました)。

戸松さんの JSR 292 に対する批判なども交えて、なんとか形にしてみました。

しかし、内心忸怩たるものがあるのも事実。

というのも、私の発表は技術紹介だけになってしまっていて、そこに自分の意見や主張などが入っていないからです。本当は一番考えなくてはいけない部分を次の発表の鈴木さんに押し付けてしまったわけです。かなり、反省。LL も Java もいろいろ使ってみて、自分なりの意見を発表できるようになりたいと思っております。

逆にいうと、今の段階ですでに LL も Java もバリバリと使いこなし、それに対してちゃんと自分なりの意見を持っている鈴木さんはすごいなぁと。

 

さて、他の講演ですが、はじめの萩本さんは要求分析に関して。こういう領域に触れることがあまりないため、新鮮でした。熱意が感じられるプレゼンで、おもしろかったのですが... 残念なことに資料の文字が小さい。

私は一番前の席に座っていたのですが、この場所でさえ文字が見えないのです。おもしろい講演だけに、もったいない。

丸山先生は Closure の話。あまり Java はでてこないです ^^;;

Closure は無理すれば無名クラスでもかけるので、取り入れる必要があるかどうかは難しいところだと思います。Groovy には Closure があるということが、今の Java の仕様でも表すことができるということを示しています。

でも、Closure を使うことで簡単に記述できたり、考えを表しやすいのであればいいのかなぁとも思うのです。

萩本 順三さん, 丸山先生レクチャーシリーズ 鈴木 雄介さん, 丸山先生レクチャーシリーズ 丸山 不二夫先生, 丸山先生レクチャーシリーズ

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