昨日、今日と Developers Summit、通称デブサミに参加しています。デブサミは守備範囲が広いので、普段はあわない人にあったりするので楽しいです。
場所は目黒雅叙園。個人的には雅叙園は好きではありません。というのも、
- A、B 会場は天井が高いが、C、D、E 会場は天井が低くて、後ろの方に座ると資料が見えない
- 通路が狭いので、休み時間は通路を通るのが大変。
- たばこの煙害がひどい
一番困るのが、たばこ。会場が 2 階でエスカレータに乗っていくのですが、そのエスカレータのすぐそばに喫煙所があるのです。だから、エスカレータの付近はたばこの煙で充満。空気が澱んでいるので、なおさらたばこの煙が充満しています。
呼吸を止めてエスカレータに乗るのですが、苦しい...
でも、ここを通らない限り会場にはいけないのです。階段もありますが、エスカレータのすぐ横にあるので、たばこの煙害はやはり同じ。
また、会場の通路は吹き抜けに面しています。2 階は禁煙になっているのですが、3F はたばこが吸えるのです。すると、たばこの煙が 2 階まで漂ってくるのですよ。もう、こうなると地獄です。
ほんと、どうにかしてもらえないかなぁ。
さて、講演です。聴講したのは、次の 5 つ。
- 飯田さん 「狛犬と駆けた 1 年」
- 竹迫さん 「Plugger による RSS/ATOM フィードのマッシュアップ」
- 天野さん 「JavaScript の現在と未来」
- 羽生さん 「地味 & 地道! 現状分析から実装まで、SI という業務を IT 化したらこうなった!」
- 小林さん、工藤さん 「Google を支える大規模分散システム/Google における開発プロセス」
一番おもしろかったのは羽生さんの講演。問題意識と、それに対する羽生さんというかスターロジックのやり方。
イテレーショナルな開発になるのは、顧客の要求をきちんと把握していないからだと。本当に顧客の要求をとことんまで追求して、それが変化しないうちに速攻でものを作り上げてしまう。そして、徹底的に自動化を進める。これをやってしまうなんて、ほんとにすごいことです。
その他のプレゼンは内容自体はおもしろいものの、プレゼン技術の拙さによりおもしろさが半減してしまっています。本当にもったいない。
たとえば、竹迫さん。
竹迫さんは着物すがたで、Wii のリモコンを使ってプレゼンをされています。でも、なんのために着物? なんのための Wii リモコン? それが全然プレゼンに活かされていないのです。単に使いました、というだけ。
プレゼンに興味を持ってもらうための小道具ならば、積極的に活用しないと。活用しないのであれば、ないのと同じです。
それにポスチャーがなっていない。竹迫さんはステージの下に PC をおいているのか、下を向いて喋ることがおおい。また、スクリーンを見て喋ることも。ほとんど聴衆の方をみないのです。これではダメです。
天野さんもずっとスクリーンを見て喋られていました。天野さんのプレゼン資料は JavaScript で作られていて、とてもおもしろいのですが...
資料の作成までで終わってしまって、自分のしゃべり方や、どこに立つか、どこを見るかということまで考えがおよんでいないのでしょうね。本当にもったいないことです。
Google の小林さんは常に体が揺れています。本人はそれに気づいていないのでしょうけど、見ている方は小林さんが常にゆらゆらしているので、集中力をそがれてしまいます。
パーティの時にはっし~~や Commons Media の星さんとお話ししたのですが、プレゼンには演劇の要素が必須であるということで意見が一致しました。
そうなんです、プレゼンは舞台なのです。自分というパーソナリティを演じなくてはいけないのです。
そこでは、すべての動作、すべての喋り、視線、立ち位置でさえコントロールしなくてはいけません。実際にそれをすることはとても難しいのですが、これらはあくまでも技術なのです。その技術を習得さえすればいいのです。
後は、自分の考えを聞いている人に理解してもらいたいという熱意。
これらがそろってこそ、いいプレゼンができるはずです。
私自身、これが全部できているかといわれると、できていない部分も多々あります。どのようにすればいいプレゼンができるか、模索の日々です。やっぱり、プレゼンは難しいです。
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