Bert Jansch "The Black Swan" (2006) | |
この人も長く活動してますよね。櫻庭が Bert Jansch を知ったのは Paul Simon が Bert Jansch に影響を受けたということを聞いたからです。中学生の頃ですから、はるか昔のことです。 そこから Jack Orion などのソロから聞き始め、John Renboun、Jacqui McShee らと一緒にやっていた The Pentangle を聴き、というように時代を辿っていったのであります。 そして、この The Black Swan は彼の最新アルバム。 ジャケ絵がいいですよ。黒鳥が静かに泳いでいる姿を写し取っているのですが、まるで浮世絵のようです。 収録曲は Bert Jansch のオリジナルとトラディッショナルが半々ぐらい。 そして、共演も豪華です。といっても、渋い人ばかりです ^^;; あれっ、どこかで聞いた声と思ったら Beth Orton だったり。 何はともあれ、タイトルナンバの The Black Swan が美しい。ストリング嫌いの櫻庭が納得する、チェロとギターの絡みはすばらしい。うねうねと絡まりながら昇っていく 2 匹の龍みたいですよ。って、比喩がよく分かりませんが。 この曲がやっぱり一番のお気に入りですね。 High Days も綺麗な一曲。こういうスタイルの曲は、Bert Jansch のお手の物という感じです。 A Woman Like You もどことなく聴いたことのある気がします。The Pentangle で演奏していそうですね。こういう曲は大好きなんです。途中のスライドも印象的。 最後の Hey Pretty Girl もお気に入り。おかずの多い 3 フィンガーは聴いていて和むんです。 |
2007/06/06
今日の一枚
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