というわけで、悲しみを乗りきって、ジェネリクスのセミナです。
基礎セミナなので、かなり簡単にしてみました。
櫻庭としては、なぜジェネリクスが導入されたのかを理解していただければ、十分です。
ジェネリクスはワイルドカードとかを使わなければ単純なので、必要になればすぐに使えると思います。でも、なぜジェネリクスを書かねばならないのか、というところを理解しているのとしていないのでは大違いです。
理解できていれば積極的に使うだろうし、理解できていない場合は警報がでるからしかたなくという態度の差に表われてしまい、結局は品質向上が望めないと思います。
途中、だれないように Java Puzzlers の中からジェネリクスに関連のあるものなどを出題したりしたので、楽しんでいただけたと思います。
しかし、参加者が少ない orz
やっぱり、J2SE 5.0 はまだまだニーズが低いのでしょうか? 今、現在使っていなくても、未来のために聞いておいてもらいたかったのですが...
ちなみに、人気がなかろうと何だろうと、J2SE 5.0 は続ける予定です。
とりあえず、考えているのはアノテーション、JSR 201 (enum や拡張 for 文など) です。
この他に、リクエストがありましたら、ぜひお願いします。コメントでも JJUG の ML でもかまいませんので、じゃんじゃんお寄せください ^ ^;;
2 件のコメント:
世間一般ではまだまだJ2SE1.4までが主流なのでしょうか? 個人的には、J2SE5とかJava6に慣れてしまったので、1.4までしか使用できない環境での開発は「面倒だなぁ・・・」と思ったりします(^^;
仕事で開発する場合、OS等の都合で1.4までしか使えない場合はあきらめて使用しますが、任意のバージョンが使用できる場合は基本的にJava6で開発しています。
もっとも、J2SE5以降で追加された文法仕様においては、Generics/Annotation/Enumくらいしか使っていませんが(AutoBoxingやforeachは滅多に使用しません・・・)。
#標準に組み込まれたJAXB2.0(Java6)や、スレッドプール機能(J2SE5)も結構よく使用しています。
syo さんコメントありがとうございます。
仕事で使っている人は J2SE 1.4 がまだ多いみたいですね。J2SE 5.0 を使っていたとしても、新しい機能を使うのは禁止というところもあるようです。
個人的には Concurrency Utilities や JMX がもっと普通に使われなければならないと思っています。マルチスレッドならば、Concurrency Utilities は必須ですね。
現状では J2SE 1.4 の NIO でさえ使われていないようですから、J2SE 5.0 の新機能が使われる日はまだまだ遠いのかもしれません。
それでも、櫻庭としては、少しでも新しい機能を使ってくれる人が多くなるように、J2SE 5.0 や Java SE 6 のエヴァンジェライズを続けていくつもりです。
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