2007/12/20

今日の一枚

このエントリーをはてなブックマークに追加
James Taylor "James Taylor at Christmas" (2006)

James Taylor は好きなんだけど、このアルバムはいまいち。

というのも Jazz っぽい曲で彼が単なる歌手に成りさがっているところ。彼は間違っても Singer ではなくて、Singer, Player and Song Writer なのです。だから、彼がギターを弾かない曲は、まったくこだわりも見えないし、単に歌っているだけにしか聞こえないのです。

逆に、彼がギターを弾いている曲はいいですよ。

たとえば、Go Tell It on the Moutain。バッキングギターがいつもの Taylor 節というか、手癖というか、そういうところを随所に聞くことができます。このギターをバックに歌っている James Taylor はいいですね。

この曲の挿入歌もいかにも彼が作りそうなメロです。

Santa Claus is Coming to Town や Auld Lang Syne もいいですね。

もう 1 曲、聞きのがせないのが River。Joni Mitchell とは違い、James Taylor らしく乾いていて、しかも小粋に唄ってます。このアルバムの River は Joni Mitchell のトリビュート A Tribute to Joni Mitchell の River と同じです。もともと、River が入っている Joni Mitchel の Blue にも James Taylor は参加しているので、River もお手のものなのでしょう。

0 件のコメント: