Neil Young "Neil Yung" (1968) | |
Neil Young のはじめてのソロアルバム。 Buffalo Springfield を聞いていた人には、1 曲目のもろカントリーのインストを聞いてさぞかし脱力してしまったのではないかというアルバムです。 でも、2 曲目からは違います。Neil Young を代表する曲がいっぱい。もちろん、櫻庭が大好きな曲もいっぱいです。 たとえば、If I Could Have Her Tonight。さらりと歌っていますが、それがとてもカッコイイ。アコギとエレキの組み合わせもバッチリ。 このアルバムはギタリストとして Ry Cooder が参加しているので、多分エレキ、というかスティールギターターが Ry なのでしょう。ちなみに、ベースは Buffalo Springfield の Jim Messina です。 大業なイントロではじまる、I've Been Waiting for You も Neil Young を代表する曲。白玉を弾いているキーボードがサウンドに重みをだしてますね。ギターソロは左チャンネルと右チャンネルを行き来するという変な感じ。セパレートがはっきりするヘッドホンで聴いていると、とても変です ^ ^;; そして、最もお気に入りの 2 曲。The Loner と The Last Trip to Tulsa です。 The Loner のアコギとキーボードでユニゾンしたイントロからして、ムチャクチャかっこいい。とてもスピード感があります。 エレキはかなり歪ませた音で、アコギやキーボードとは対照的。ちょっと、ストリングスがうるさいのが玉に瑕。 そして、The Last Trip to Tulsa はアコギの弾き語り。 ドーンと低音弦を主に使ったストロークではじまるこの曲。もうこのイントロを聴いただけで、引きこまれます。決して、洗練されたプレイではないのですが、とても印象深いのです。 そして、高い音でささやくように歌うボーカルが重なる。 ほぼストロークだけのギターワークですが、いいんですよ。ある時は力強く、あるときはささやくようにゆったりと流れていきいきます。櫻庭もこんな風に弾けたらいいんだけどなぁ。 |
2008/05/31
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