General Session の MC は去年と同じ Ian Murdock です。櫻庭はまったく知らなかったのですが、彼は Devian の創設者だとか。Sun にはいろんな人がいるんですねぇ。
彼がまず壇上に上げたのが、Jonathan Schwartz。Jonathan はいつものように茶系のツイード。日本だったらネクタイもするはずですが、やっぱり US だとネクタイはなし。でも、いつも茶系なのはおじさんっぽくって、地味すぎると思うんですけど。
Jonathan はたいしたことはいわず、まぁ祝辞みたいなものだけ。
次がユーザコミュニティの代表によるパネル。
登壇したのは
- Marten Mickos, MySQL
- Jim Zemlin, Linux
- Stormy Peters, OpenLogic
- Ted Leung, Python
- Jeremy Allison, Samba
- Mike Evans, Red Hat
実をいうと、櫻庭はパネルが苦手です。何をいっているのか全然わかりません。特に今日はまだ英語に慣れていないので、全然聞き取れません....... orz
やっぱり英語勉強しないと。
ユーザコミュニティを運営していくのは大変だよね、というようなことをみんないっていたような気がします。
おもしろかったのが、Twitter でパネルに参加できること。
「ソーシャルソフトウェアがオープンソースのコミュニティやビジネスへのどのようなコントリビューションを成し遂げたか、また今後はどのようなコントリービューションすると思うか?」
なんて質問が出たりしてました。まじめな質問だけでなく、Joke もありましたけど。
パネルの後に登壇したのが、Sun のソフトウェアを統括する Rich Green。
彼もいつものごとく、黒の T シャツにジーンズ。
彼は基本的にカッコイイんだけど、T シャツをジーンズの中にいれるのはいただけないなぁ ^ ^;;
彼のスピーチは OpenSolaris だけ。
OpenSolaris 2008.05 を本日リリースというわけです。
インストールの簡易化や、LiveCD の提供など、どちらかというと今まで Solaris が対象にしてこなかったユーザを意識しているように思います。
特に Ubuntu なんかを使っている人かなぁ。
デモが行なわれたのは
- インストール
- グラフィカルな UI の DTrance
- ZFS
です。
DTrace は GUI が使えるようになっただけではなく、C/C++ もしくは Java 以外のアプリケーションにも使えるようになったことが触れられていました。
デモでは、Firefox の JavaScript で作られたブロック崩しを DTrace を使ってパフォーマンスチューニングするというもの。リアルタイムにキー入力と、JavaScript のメソッドーコールをグラフ化することができます。これはなかなかよさそうですね。
ZFS のデモは派手。
ZFS でハードディスクを並列構成したシステムから、ハードディスクを接続したまま壊してしまうというもの。
1 つめがハンマーで叩きつぶす。はじめはデモの人 (名前をメモするの忘れました) がやって、2 台目は Rich Green の番。彼が「こういうの好きなんだ」といってハンマーを振り上げようとすると、「ちょっとまった」と出てきたのは電気ドリルを持ったおじさん (この人の名前もメモするのを忘れました)。
電気ドリルでハードディスクをガガガガっと、穴を開けてしまったのでした。
でも、ZFS なら大丈夫というのがデモの趣旨。こういう派手なの好きだなぁ。
最後にインテルの David Stewart が出てきて、OpenSolaris に対するインテルの貢献について話していきました。
基調講演の最後に、Ian から OpenSolaris がリリースされたのを記念して、Rich Green にシャンペンのプレゼント。メンロー シャトー製? などと冗談をいってました。
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