その後、きしださんと別れて、Metreon に映画を見にいきました。
何を見たかというと、The Stones ですよ、The Stones。The Rolling Stones。
昨年の NY のライブをあの Martine Scossessi が撮った映画を IMAX の大画面で見ることができるのです。
この映画、S 藤さんが、Metreon の IMAX でやっていることを教えてくれたのです。時間があえば、一緒に見に行こうといっていたのですが、時間が合わず、断念。1 人で見に行くことにしました。
Stones、IMAX、Stones、IMAX、...... と子供の買い物のように、つぶやいて Metreon におもむいたわけです。
で、チケットをハタと気がつきました。映画の題名覚えてない.........
でも、IMAX ということは呪文のように唱えていたので、覚えていたわけです。で、IMAX の文字を後ろの電光掲示板に探したのでした。そうしたら、ありました、ありました、IMAX - SHINE A LI と。
「シャイン・ア・リ」なんてアラビア語みたいだなぁ。でも Stones だったらへんな言葉使うかもしれないなぁ」と思って、ブースの人に「シャイン・ア・リ 1 枚」 といったわけです。
でも、その人の顔が思いっきりクエスチョンマーク。「はぁ?」みたいな感じ。
「あれっ、読み方が違うのかなぁ」と「シャイン・ア・リ」と何度か繰りかえしたのですが、全然通じない。
掲示板を指さしながら「あれだよ、「シャイン・ア・リ」といったら、やっとわかったらしく「あぁ、Shine a Light」
「えっ!」
「Shine a Light だろ?」
「そうっ、それ 1 枚 (汗)」
ようするに掲示板は文字数制限があって、Light の ght が表示されていなかったのでした。
まぁ、それはそうとして Shine a Light ですよ。
注 以下、ネタバレが含まれます。これからみたい人は読まない方がイイと思いますよ
場面はライブの前の打ちあわせから入ります。それが普通の 32mm の映画と同じサイズ。
「あれっ、IMAX の大画面じゃないのかぁ。でも、普通の映画館でもやるんだったら、しかたないかなぁ」と思ったわけです。
で、The Stones 側の打ちあわせと、Scossessi の映画の打ちあわせがパラレルに進んでいきます。ライブの前説は前大統領の Bill Clinton 氏。
さぁ、幕が開く.....
そして、1 曲目の Jumping Jack Flash のあのおなじみのギターのリフの大音響が鳴ったら、投影しているサイズが IMAX のスクリーンいっぱいになって、Mick の顔がドーンと大写し。
ス、ス、スゴイ.......
もう、そこから呑みこまれるように The Stones World ですよ。
ライブ中には過去のインタビューの画像がところどころ挟まれていますが、中でも日本人がインタビューしているのはひどい.......。
当日は、ゲストとして 3 人のミュージシャンが登場しました。1 人目が Jack White。この人、櫻庭は知りませんでした。
2 人目が Buddy Guy。
70 年代に Stones のマネージャーをしていたのは、Buddy Guy も所属してた Chess Records の 2 代目 Marshal Chess ですし、彼らとはいろいろと交流はあったはず。
しかし、Buddy Guy は絵になるなぁ。いつものように帽子をかぶって、派手なカッコして登場。ちょっと見ると、へんですが、なぜか絵になる。もうちょっと、ギター弾きまくってくれればよかったんだけどなぁ。
3 人目が Christina Aguilela。最初、Christina とは分からなかったんですが、声を聞くと分かりますね。彼女もほんといいパフォーマンスを見せてくれます。
ということで、時差ぼけの眠気なんて吹っ飛ぶような、迫力の映画だったわけです。
今まで、ライブを撮った映画を何本も見てきていますが、Shine a Light はダントツの No. 1 ですね。
日本でも IMAX があるテアトル・タイムズスクエアあたりで上映しないかなぁ。もう 1 度、見にいっちゃうんだけどなぁ。
2 件のコメント:
最高でしたね!
Buddy Guyとの共演が終わってキースがギターを差し出す。交換するのかと思ったBuddy Guyに向かって"It's yours!"
キース太っ腹!
本当に最高でした。
今までみたライブ映画の中でもピカイチ。マーチンスコセッシの映画の中でも、かなり上位にランクすると思います。
時差ぼけでかなり眠かったのですが、見ておいてよかった。
コメントを投稿