犬山城の近辺は、昔の城下町がかなり保存されています。そんな中、昔の建物を使ったフレンチがあるということを大渕さんが見つけてきてくださったので、いってきました。
創作フレンチのなり多です。
もともと呉服屋さんだったらしく、思っていたより全然広い。平屋ではなく、2 階建てです。
私たちが通された席は 1 階なのですが、天井が高い。しかも、2 階の部屋への窓が見えます。どうやら、2 階にいる番頭さんに、丁稚が値段などを聞くための部屋らしいです。
料理はフレンチですが、食べるのはお箸。箱はリストランテっぽいですが、実際はビストロですね。なので、気楽に料理を楽しむことができます。
それにつけても、お水がおいしい。銀明水といい、庭にある井戸から組みあげたものらしいのですが、雑味がなくスッキリ。軟水で飲みやすいです。
前菜は盛り合わせ。スープはミネストラ。決して、ミネストローネではありません。違いはキドニービーンズなどの豆が入っているかどうか。
ミネストラやミネストローネは家庭料理なので、普通は素朴な感じですが、ここのミネストラはサラサラでスマートな感じ。
魚料理は白身魚のムニエル。あっさりしているけど、こくがあります。肉料理はビーフカツレツ。サクサクで、しつこさがなく、さらっとしてます。
デザートは抹茶のパウンド、グリオットのゼリーよせ、コーヒームースの盛り合わせ。なぜか、ウサギのもなか付き。ムースと一緒だったので、ムース入れて食べてみました。
ランチのためか、ポーションは少なめ。味もあっさりしたものが多いので、女性にもいいですね。
ランチを食べ終わった後、庭を見せていただきました。一見すると無造作に草木が生えている気がしますが、ちゃんと計算された庭。こういうところにいると心が落ち着くのは日本人だからなのでしょう。
ランチの時に出された銀明水の井戸もありましたよ。いつ作られた井戸かはっきりしないらしいのですが、天正時代にはあったらしいです。天正なんていったら、織田信長の時代ですよ。なんか、すごい。
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