Tom McRae "King of Cards" (2007) | |
今までの彼のアルバムはかなり暗かったのですが、このアルバムは少しだけ明るくなってきています。とはいうものの、まだ暗いけど ^ ^;; でも、そんな暗く冷たいサウンドが好きな櫻庭なのです。 1 曲目の Set the Stroy Straight はどこかふっきれたように感じられる曲。タムのリズムが常に存在し、そこにアコギのカッティングが載っていくというアレンジがいいですね。でも、後半はちょっと派手かな。逆にいえば、派手と感じられるぐらい彼のサウンドが明るくなったということなのでしょう。 ちょっと Jazz っぽい Keep Your Picture Clear もいいなぁ。ウッドベースがカッコイイ。Deliver Me もお気に入りの曲。奥深いサウンド、単にエコーを聞かせているだけではないのです、がいいですね。 意外だったのが Sound of the City のポップさ。どうしてしまったんでしょう彼は。何かいいことあったのかな? Got a Suitcase, Got Regrets が一番のお気に入り。堅いアコギの音、特にコードチェンジするときのキュッという音が臨場感を醸しだしています。ギター 1 本で弾き語りだったらもっといいと思うんですが、彼はストリングスが結構好きだし、効果的にストリングスを使っているので難しいかなぁ。 |
2008/07/16
今日の一枚
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