Raul Midón "State of Mind" (2005) | |
Raul Midón ってなんか敬遠していたんです。どこかで一度聞いたときに (Towerrecords の試聴機のような気がする)、すごいとは思ったものの、あまりピンとこなかったんです。 そのピンとこなかった理由をツラツラと考えてみたのですが、ようするに新人としては完成しすぎていなかということのようです。ようするに、あまりにも優等生なので、あまのじゃく的に敬遠していたわけです。 でも、なんか気になるので、結局、買ってしまいました。 で、ちゃんと聴きこんでみると、やっぱりいいんですよ。 パーカッシブなギターがとてもカッコイイ。1 曲目のタイトルナンバである State of Mind なんか、すごいカッコイイですよ。後期の Michael Hedges を彷彿させるようなギタースタイル。こんなのどうやって弾いているんだろう? 間奏のトランペットとのユニゾンもいいですね。トランペットとのユニゾンは Sittin' in the Middle でも聴かせてくれます。 そして、Jason Mratz とのデュエットの Keep on Hoping がお気に入り。Jason Mratz も私の好きなアーティストなんで、気に入らないわけがないわけです。ミュート気味のカッティングのアコギに、ワウを効かせたエレキの組み合わせも効果的。 7 曲目の Expressions of Love は Stevie Wonder のハーモニカいり。彼のクロマティックハーモニカは特徴があるのですぐに分かります。ビブラホンのバックも珍しいですね。 やっぱり、一番のお気に入りは State of Mind かなぁ。 |
2008/07/28
今日の一枚
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿