実をいうと、あんまり旅行は好きではありません。いけばいったで楽しんだけれども、いくまでのバタバタが面倒くさいのです。
だから、今まで 1 人で旅行というのはほとんどしたことがありません。1 人でいくのは、学生の頃は学会だったし、社会人になってからは出張ばかり。
で、ひょんなことから広島にいくことにしました。たまには一人で旅行もいいかなと。
前回、広島に来たのは 2002 年の 3 月。その頃、Sun が地方で Java 懇談会というのをいろいろなところでおこなっていたのですが、それに呼んでいただいたのでした。
金曜の午後に東京を発って、空路で広島へ。
それにしても広島空港っていつのまにか、こんな山奥になってしまったんですね。全然知らなかった。バスで広島駅まで出たのですが、バスの道と平行に、谷に橋桁だけがあるところが。何かと思ったら、滑走路の誘導灯が設置されていたんです。そんなに山を切り崩して、作らなくてもいいと思うのですが。
広島の市内に出るのも不便だし、なんでこんなところに作ったのでしょう。
ホテルは広島駅のすぐそば。実をいうと、この日は原稿の締め切りがあって、徹夜で仕上げてから東京を発ったので、かなりフラフラ。飛行機の中では爆睡したけど、まだ寝たりない。ということで、近場でごはんを食べて、早々に寝てしまいました。
さて、次の日。レンタカーを借りて、呉へ。
目的地はてつのくじら館と大和ミュージアム。てつのくじら館は海上自衛隊の呉資料館で、なんと 4 年まで実際に使われていた潜水艦のあきしおが展示されています。これがてつのくじらというわけです。
中は機雷の掃海の展示とか、日本の潜水艦の歴史など。ボランティアの人が説明してくれるのですが、どうやら自衛隊 OB のようです。
実際に使われていた機雷なども展示されていて、そっち系が好きな人はかなりおすすめ。
そして、あきしおの中へ。
入ってすぐにトイレとシャワー。狭い...
ベッドも狭いです。これは背の高い人だと、頭ぶつけますね。そして、操舵室へ。ここは写真撮影禁止。もう時代遅れの艦とはいえ軍事秘密もあるのでしょう。でも、スノーケルも覗けるし、下の階の魚雷装填のようすも覗けます。
ちなみに、外からマッシュルーム錨やスクリューも見ることができるのですが、どちらも本物じゃないらしいです。特にスクリューは最も見られてはいけ極秘事項なんだとか。スクリューの形からキャビテーションとか推測できるのでしょう。
次に大和ミュージアムへ。
入ってすぐのところに 1/10 スケールの大和が鎮座しています。
これを見ていて気がついたんですけど、宇宙戦艦大和には艦載機がいっぱいありますけど、それをのせるようなスペースは無いですね。どこに載せていたんだろう?
零戦は本物。これが一番よかったなぁ。模型はやっぱり模型。だから大和ミュージアムに比べると鉄のくじら館の方が全然よかったです。
お昼ご飯を食べてから竹原へ。竹原は江戸時代の町並みが保存されているらしいのでいってみたわけです。
ほんとは夕暮れを背景に写真を撮りたかったのですが....
昼間は晴れていたものの、どんどん雲が多くなる 結局、曇り空で撮った写真もいまいち orz
次の日は朝から宮島へ。
ちょうど干潮だったので、大鳥居のすぐ下までいってみました。木がそのまま使われているので、ねじれているんですね。遠くからしか見たことがなかったので、意外でした。
社殿内を一回り。もちろん、地面は見えています。今まで満潮に近い時しか来たことがなかったので、印象がずいぶん違います。
その後、五重塔と豊国神社も。
帰りのフェリーに乗った時には、すでに大鳥居は水に中。ちょうどいい時にいったらしいです。
午後は市内を散策。
平和記念公演をブラブラ。
飛行機に乗る前にお好み焼きの八晶にいこうと思ったのですが、4 時からの営業。4 時から食べていたら、飛行機に間に合わないのであえなく断念したのでした。