昨年に引き続き、今年も九工大の PBL に協力することになりました。今年のお題は Sun SPOT です。
11/3 にキックオフミーティングがあるということで、小倉へ。
小倉は大学院の時に、ME 学会の発表で来たことがあるのですが、ぜんぜん思い出せません。しかも、その時の学会の会場は九工大の戸畑キャンパスだったはず。
今回の会場は戸畑キャンパスではなくて、九工大ネットワークデザイン研究センターのある AIM ビルです。
前回のキックオフの時も浅海さんと私が喋ったのですが、今回も喋ります。それときしださん。私たちの出番は午後なのですが、ミーティング自体は朝 10 時から。午前中は学生さんたちが自己紹介兼どういうものをつくるかのプランを話すということなので、それにも参加しました。
10 時に小倉に着くために、7:30 の飛行機に乗っていきましたよ。
Sun SPOT というと、SPOT にはじめからある加速度センサや LED、照度センサ、もしくはデバイスをつなげるという話題が多いと思います。なので、そういうのはわざと避けて、Isolation API について喋ることにしました。
SPOT で採用されている Isolation API は JSR 121 のサブセットなのですが、独自の機能もあります。独自なのはハイバネーションとマイグレーション。ハイバネーションはスレッドの一時停止と再開、マイグレーションはスレッドを他の SPOT に移送することです。
せっかくなので、この 2 つの機能を使ったデモも作ろうと思ったのですが、かなり手こずってしまいました。結局、デモは完成せず。しかも Isolation で作成したアプリは暴走して SPOT が反応しない orz
そんなこんなで資料を作り始めたのは昨日の基礎セミナの後。飛行機に乗らなければいけない時間になっても完成せず。
今回は絵をすべてタブレットを使って、Flash のブラシで描いていたのです。完成しなかったので、タブレットを持っていこうと思ったらスーツケースに入らず。
私のタブレットは intuos の A4 サイズなのですが、タブレット領域のまわりの枠がかなりあります。そのために A3 ぐらいの大きさになってしまうのです。かといって、大きいスーツケースは持っていきたくないので、泣く泣くあきらめました。
こうだと分かっていれば、会社にある FAVO を持ってきておけばよかったんですが...
タブレットがないので、資料の後半の絵はノート PC のパッドで描いたのですが、これは大変でしたよ。
さて、プレゼンです。今回は大失敗でした。聞いていたみなさん、ほんとにスイマセン。
何が失敗かというとターゲットです。私はみな Java が書けて、しかも少しは SPOT にも触ったことがあるという想定で資料を作ったのです。しかし、実際には Java をまるで触ったこともないという人がかなりいたのでした。
前提が崩されてしまったので、もう全然ダメ。説明していても、これを説明しても分からないだろうなぁというところばかり。そのせいで、説明をはしょってしまい、結果的に 1 時間の枠にもかかわらず 40 分で終わってしまいました。
ちゃんとターゲットは事前に聞いておかないとダメですね。
まぁ、それでも Isolation というものがあるんだよ、というメッセージが届けば十分と考えることにしましょう。もし、Isolation API を使って分からないことがあれば、メールしてくださいね > PBL に参加している学生さんたち
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