Sixpence None the Richer "The Dawn of Grace" (2008) | |
えっ、Sixpence None the Richer って解散していたんだ。知らなかったなぁ。で、このアルバムが復活 Sixpence None the Richer の再デビュー盤らしいです。しかし、ジャケットのいい加減さはなんなんだろう。どこかで見たなぁと思ったら、日本版の Divine Discontent のジャケ写の使い回しじゃないですか。Divine Discontent から 6 年も経っているんだから、見た目はずいぶん変わっているはず。 ジャケットはちょっとですが、中身はいいですね。今年買ったクリスマスアルバムの中では一番よかったなぁ。もともと、Sixpence None the Richer のサウンドは好きなので、そこはバイアスがかかっていますが、それでもいいものはいい。 もちろん、Sixpence None the Richer なので、アコギ中心のサウンドです。 捨て曲はないんですけど、あえていえば O Come, O Come Emmanuel、Silent Night、River などが特にいいですね。O Come, O Come Emmanuel は単純なストロークプレイですが、なんか真摯な感じ。ドラムがミュートしたような感じにエフェクトがかけられているのがおもしろいです。 Silent Night はもろ Sixpence None the Richer のサウンド。エレキの高音部でのアルペジオとか。バックボーカルが裏旋律が歌うのがまたいいですね。定番曲中の定番曲なので、手垢つきまくりですが、そこをうまく回避して、自分たちのスタイルに持ち込んでいるところが好感が持てるところですね。 River は曲自体が好きなのですが、Joni Mitchell のオリジナルに匹敵しますよ。ギターはシンプルなアルペジオ。ベースもドラムも最小限といった感じ。訥々としたシングルノートのイントロとかいいですね。最後の鉄琴が印象的。ヴィブラフォンなんですが、ほとんど音を揺らしていないので、鉄琴という感じなんです。 |
2008/12/25
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