今年はなぜかモンブランをよく食べました。特にモンブランが好きというわけでもなく、liebejudith さんに影響受けたわけでもないのですが... ^ ^;;
今年食べたモンブランの中で一番インパクトがあったのが、Le Patissier Takagi (ル パティシエ タカギ) の Mont Takagi。
上の写真がそうです。
これはモンブランの概念を崩しますね。マロンペーストの板で山を作ってあるわけです。それを崩すと、中は普通のモンブランのように生クリーム、マロンペーストが盛られています。
それにしても、Takagi の青山はいつもガラガラ。これで経営が成り立つのかなぁ。確かに奥まった場所にあるので、見つけにくいとは思うけど...
もう 1 つ気になるのが、パティシエの技量の差がありすぎるということ。同じメニューを頼んでも、できあがりが日によって違うのです。いい人に当たったときと、そうでないときの差がありすぎ。これもどうにかならないかなぁ。
次は Pâtisserie Sadaharu Aoki Paris (パティスリー サダハル アオキ)。こちらも Takagi と同じようにサロンでのデセールなので、お持ち帰りはできません。
liebejudith さんは珍しいといっていますが、アイスクリームが中に入っているタイプ。アイスが入っているのは、デセールだと結構あると思うんですけど。
ちょっと小ぶりですが、繊細。バランス的にはこれがいいですね。
ちなみに、もう 1 つ食べたのが、クロックムッシュ。東京ミッドタウンの店はこういう食事メニューもあるので、ちょっと食べるにはちょうどいいです。
そして、Jean-Paul Hévin (ジャン=ポール エヴァン)。
ここのモンブランは週末限定。いつもすぐなくなってしまうのですが、今日はたまたま夕方でもありました。
マロンクリームはもちろんですが、台のメレンゲがおいしいです。
次はイタリア菓子の Sol Levante (ソル レヴァンテ)。
もともとの山のモンブランはイタリア語だとモンテビアンコ。なので、イタリア菓子だとモンブランはモンテビアンコになります。
モンブランと同じようにクリのお菓子ですが、絞らないで、盛ります。
イタリアのクリと和栗の 2 種類あるのですが、断然イタリアのクリの方がおいしいです。
和栗を使ったモンブランはホクホクしてしまうので、絞ったマロンペーストがぼろぼろになりがち。口にしても、もそもそしてしまいます。
下のモンブランは新宿タカシマヤの Salon de Thé Musée Imada Minako (サロン ド テ ミュゼ イマダミナコ) の和栗のモンブラン。
注文してから絞ってくれるのですが、如何せん和栗。やっぱりイマイチ。
モンブランと聞くと、一番はじめに思い出すのが Angelina Paris (アンジェリーナ パリス)。
でも、Angelina のモンブランはいつでも買えると思っているので、逆になかなか手が出ません。すごい久しぶりに買いました。
最近は月ごとに味の違うモンブランも出してるんですね。で、普通のモンブランとマンゴーのモンブラン。
ここが基準というのはよく分る気がします。
最後の 2 つはちょっと変わり種。
まずは札幌のろまん亭のチョコモンブランとカマンベールモンブラン。人気があるらしいのですが、櫻庭的にはいまいち。特にチョコはダメ。
チョコクリームが固くて、おそばを食べるがごとくなってしまいます。部屋の温度になるまで待ってから食べないとダメなのかなぁ。味的にもカマンベールの方がおいしい。
でも、カマンベールモンブランは絞ったカマンベールクリームが柔らかすぎて、渾然一体になってしまっています。この見た目はちょっと悪い。
最後は赤坂にあるドーナツ屋の Neyn (ネイン)。
ドーナツのモンブランです。櫻庭はここのドーナツ大好き。このモンブランもおいしいですよ。