2009/04/15

今日の一枚

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Various Artists "Sta Awake" (1988)

せっかくなので、ディズニーに関連する CD を選んでみました。

もう 20 年も前のアルバムですが、Hal Willner が企画・プロデュースしたディズニーのカバーアルバム。それにしても参加しているアーティストがすごい。Suzanne Vega に Bonnie Raitt、Los Lobos、Buster Poindexter、Neville Brothers の Aaron Neville、The Band の Garth Hudson、Sinead O'Connor。そして、James Taylor に Ringo Star ですよ。

それぞれのアーティストのバックグラウンドがまたバラバラ ^ ^;;

なので、このアルバムもほんとにごった煮状態です。それがまたいいんだなぁ。

Ken Nordine の朗読からはじまるピノキオの Hi Diddle Dee Dee に続いて、バンビの Little April Shower。この曲はオリジナルのバンビの雰囲気に近いですね。でも、聴き応えがあるのは途中から入ってくる Lenny Pickett のサックス。それこそ雨が流れてきます。と思ったら、サルの鳴き声が。ジャングルブックの I wan'na be like you です。もともとは Jazz ですけど、ここでは Los Lobos のラテンですよ。この 3 曲がメドレーというのですから、やりたい放題ですね。

次がダンボの Baby Mine。ベースだけのイントロではいるこの曲、なにげに Bonnie Raitt がスライド弾きまくってます。

そして、このアルバムで櫻庭の一番のお気に入り Tom Waits の Heigh Ho。でも、これが Height Ho なんて、絶対わからないです。完全に Tom Waits の世界。

そして、またメドレー。アルバムタイトルにもなっているメアリーポピンズの Stay Awake。アカペラの Suzanne Vega がまたいい味だしてます。Solitude Standing の Tom's Diner のような感じ。ちょうどこのアルバムが売れてた頃だし、そういうイメージがあったのかもしれません。

3 つめのメドレーの Castle in Spain は Buster Poindexter のだみ声。この曲知らなかったんですけど、ここではそれこそスペイン風に演奏されています。このだみ声がまたあうんだな。

声といえば、次の Mickey Mouse March の Aaron Neville も特徴的な甘い声。これじゃ絶対マーチはできないほどゆっくりなんですけど、それがまた Aaron の甘い声とあいまって、いい感じ。

全曲紹介したいぐらいなんですけど、途中はしょってピノキオの Second Star to the Right。これは James Taylor です。ちょっと Jazz ぽい JT です。そして、最後はやはりピノキオの When You Wish upon a Star。このとっぽい感じは誰だ、と思ったら Ringo Star でした。なるほど。

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