2009/05/30

今日の一枚

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Miles Davis & Modern Jazz Giants "Bags' Groove" (1954)

前半と後半でまったく違うサウンド。レコードだったら A 面と B 面。A 面は Milt Jackson と Thhelonious Monk。B 面は Sony Rollins と Horace Silver。ベースの Percy Heath とドラムの Kenny Clarke は一緒です。

A 面の Bags' Groove はいわゆる Miles Davis と Theronious Monk が喧嘩したので有名になってしまったセッション。Milles と Monk は音楽の方向性が違うので、妥協できないんでしょうね。ちなみに Miles のソロの間、ピアノは鳴っていません ^ ^;; 間に挟まれた Milt Jackson はどんな気持ちだったのだろう。

まぁ、それはそれとして、やはりこの Bags' Groove がこのアルバムの一番のお気に入り。Miles のソロもカッコいいし、Milt Jackson のバイブも。

なんと櫻庭は Monk のアルバムは持っていないので、Monk が演奏しているアルバムはこのアルバムと同じ日のセッションの Miles Davis & Moders Jazz Giants しかないのです。音は少なめで、不協和音を組み合わせたソロはとてもピアノ的。

それに比べると、後半の Sony Rollins とのセッションは個人的にはイマイチ。Airgin は Cookin' の、Oleo は Relaxin' の方が好きなんです。やっぱり、Rollins より Miles の方が好きというひいき目もあるかもしれませんけど...

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