今回、トヨタ博物館では写真を撮りまくった以外は、あまりカメラを取りだしませんでした。
天気がイマイチだったというのが、最大の要因かな。もちろん雨は降らなかったのですが、ずっと曇りがち。
それでも何枚か撮ったので、せっかくだから張っておきます。
上の 3 枚は D300 で撮ったもの。ここからの写真は DP2 で撮ったものです。
Sigma DP2 を使い始めてから 3 ヶ月ぐらい。
思いかえせば、去年の名古屋の JavaOne 報告会の次の日の朝、Ricoh の GR Digital を踏んでしまったのでした。
2008.8 の日記に書いたように修理に出して、液晶は交換したのですが、どうも調子悪い。
GR にはADJ ダイアルというのがあって、ISO やホワイトバランスをすぐに変えられるキーがあります。このキーを押すと、カメラがまったく反応しなくなってしまいます。
それでも、ADJ ダイアルを押さなければいいだけなので、だましだまし使っていたのですが、だんだんと普通に使っていても、おかしくなることが多くなってきました。
たぶん、踏んでしまった時に基盤に圧力がかかってしまったのでしょう。修理には出さなかったので、原因は分からないのですが...
で、耐えられなくなって、買いかえたのが Sigma の DP 2 です。
Sigma の DP シリーズの特徴はなんといっても、撮像素子です。
Sigma の一眼の SD 14 と同じ撮像素子の Foveon X3 です。"同じ種類" ではなく、"同じ撮像素子" です。
だから、普通のコンパクトカメラに比べると、段違いに大きいのです。たとえば、比較的大きい GR Digital でも 1/1.8。それに比べて DP2 は APS-C よりちょっと小さいサイズ (20.7mm × 13.8mm) ですから、面積比だと 7 倍ぐらい。
だから、絵は一眼に近いです。ちゃんとぼけるし、逆光にも強い。しかも、レタッチしても破綻しにくいのです。
とはいえ、絵以外の部分はいろいろと難ありです。たとえば
- 持ちにくい
- すべての動作がのろい
- オートフォーカスが遅く、シャッターラグも長い
- 最短撮影距離がマクロモードでも 28cm と長い
- 電池が持たない
特に持ちにくいのは最悪。それでもこの絵を見てみてしまうと、普通のコンパクトにはもどれないなぁ。
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