Tommy Emmanuel "Endless Road" (2005) | |
超絶ギターおじさんの Tommy Emmanuel です。このアルバムも弾きまくってますね。 彼はデビューの頃より、最近の方が全然いいです。まぁ、ぶっちゃけていうと、アコギ 1 本でやっている方が、ずっといい。やっている本人も楽しそうだし、聞いている方も楽しいです。 というわけで、このアルバムもギター 1 本。ボーカルが入っているのは 2 曲だけ。しかも、1 曲はアカペラ。それ以外はギター弾きまくりです。 もちろん、ボーカル入りの I Still Can't Say Goodbye もギター弾きまくりですけど。マンドリン奏法で弾いているんですけど、よくあんなの弾きながら歌えるなぁ。 1 曲目のアルバムタイトル曲の Endless Road からして、楽しくてしかたないという感じ。音がはじけてます。バッキングパターンが多彩なので、展開が楽しいです。曲自体もどんどん展開して動から静へ、静から動へと移っていきます。 2 曲目の Tall Fiddler はちょっとカントリーっぽい曲。Fiddler ですからね。でも、フィドルは出てきません。どんどんテンポが速くなっていくんですが、それでも正確なピッキングがすばらしい。楽しそうに声まであげて、余裕の Tommy さんです。バラードもいいんですけど、こういうテンポのいい曲の方がいいなぁ。 Chet's Ramble の Chet は Chet Atkinsのことかな? Tommy Emmanuel は Chet Atkins とも親交が深いし、もともとギターを弾き始めたきっかけが Chet Atkins だったので当然かも。確かに Chet っぽい曲。これも楽しいです。 そして、Mona Lisa と Over the Rainbow。Over the Rainbow はよく聞きますけど、Mona Lisa なんて聞くのすごい久しぶり。Mona Lisa は Nat King Cole の曲ですけど、英語だとモナリザではなくて、モナリサなんですよね。Over the Rainbow はハーモニクス使いまくり。しっとりと、やさしく奏でます。 一番のお気に入りは Sanitarium Shuffle。曲名の通りシャッフルの曲。これがまた、ノリがいい。まるで、Keith Jarrett のように旋律を口ずさみながら、弾いていくさまは本当に楽しそう。聞いているこちらも、心がうきうきしてしまう曲なのです。 |
2009/11/16
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