2009/11/23

今日の一枚

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Kanye West "808s & Heartbreak" (2008)

今までのサウンドとはかなり変えてきた Kanye West。とうとうクマのジャケットもやめてしまいました。ちょっと楽しみにしていたのに...

今回のアルバムのサウンドはかなり暗いです。低いベースとバスタム (もしかしたら違うパーカッション?) が常にサウンドの底辺にあって、漆黒の中の川のように流れていきます。でも、この暗さが心地いい。

たとえば、Welcome to Heartbreak。チェロのイントロで始まるこの曲も常にベースとバスタムが脈打っています。ローパス (といいつつ Auto-Tune だとは思いますけど) を通したボーカルもこの暗さにあってますね。Amazing もこの系統。この曲は大好き。

Love Lockdown のサビのパーカッションはアフリカの匂いが。って、ミュージックビデオはもろアフリカなので、匂いではなくてそのものを狙っているのでしょう。

意外にもほとんどラップはしていないのですが、今までのアルバムの中では最高ですね。

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