Rodrigo y Gabriela "Live in Japan" (2008) | |
前作で劇的にメジャーデビューした Rodrigo y Gabriela ですが、2 枚目は日本でのライブです。前作の Rodrigo y Gabriela でぶっ飛んだ櫻庭ですが、このライブはそれを上回るぶっ飛び方です。 なんなんだこの 2 人は!!!! たった 2 人で、しかもガットギターだけで、ここまで圧倒的なステージをこなすというのは、本当にすごいことですよ。 なんだかんだいって、今年 1 番聞いたアルバムじゃないかなぁ。すでに、新作も出してますけど。 右側の Rodrigo がリード、左側の Gabriela がバックを担当してます。Rodrigo はピック弾き、Gabriela は指で弾いています。 サウンドの要はやっぱり Gabriela。彼女の奏法はギターのバックであると共に、パーカッションとしてリズムを刻む役割。どうやら、親指と人差し指でベースのチョッパーのように低音弦をはじき、残りの指でダウンストローク、アップストロークは親指という弾き方のようです。 しかし、それだけでここまでのグルーブ感はでないよなぁ。やはり 2 人の息があっていないと。 ドロドロと低音のイントロで始まる OK Tokyo から幕をあけて、一気にまくし立てます。この曲は珍しく前半がGabriela がメイン。後半になって Rodrigo がリードをとってからドンドン盛り上がっていきます。いいねぇ、かっこいいねぇ。 そのまま、曲間をあけずに Juan Loco。両方の曲とも組曲的要素があって、飽きさせない。途中はドラムソロだねこれは。もちろん、ギターを叩いているわけですが。 取りあげている曲は Rodrigo y Gabriela で取りあげている曲です。でも、Satori とか Take Five など前作に入っていない曲も。特に Take Five がいいですね。 Take Five は 5 拍子という変速拍子。3 拍子と 2 拍子を合せたと考えることができます。ここも Gabriela のバックが秀逸。 Gabriela と Rodrigo が各々ソロをした後に、Stairway To Heaven。Rodrigo y Gabriela では忘れられない曲の 1 つです。Rodrigo のソロからはじまって、後半 Gabriela が加わるともう怒濤の勢い。そのテンションを引き継いで、Tamacun、Diablo Rojo と続きます。 この 2 曲はどちらもアップテンポで Gabriela のパーカッション的なギターが光る曲。 全編エネルギッシュなプレーで、ほんと聞いていると元気がでる 1 枚なのです。 そして、この 2 人、来月来日するんですよ。もちろん、いきます!! |
2009/12/28
今日の一枚
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