2010/04/16

Carole King & James Taylor

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今日は Carole King と James Taylor のライブに行ってきました。場所は武道館。

Carole King は 68 才、James Taylor は 62 才。高校生の頃から聞いていた私も、年をとるわけです。

それこそ、Carole King の Tapestry (つづれ織り) も、James Taylor の Mud Slide Slim and the Blue Horizon もすり切れるほど聞きましたよ。

ライブは 2 部構成。というと、前半に James Taylor、後半 Carole King とかで、最後の最後に一緒にやるぐらいだと思ってました。

ところが、ところが、はじめから 2 人が一緒に手をつないで出てくるではありませんか。

そして、Carole King はピアノ、James Taylor はギターを手に取ります。で、一緒にやり始めたのです。これはすごいかもしれない。

1 曲目は Carole King の So Far Away。もう、この時点で涙ウルウルですよ。ほんとこの曲、いい曲なんです。

James Taylor はバックに徹しているのですが、そのギターワークはやっぱりすばらしい。彼のギターは基本的にアルペジオベースで、ハンマリングなどおかずの多いスタイル。いいいですよね。

後はベース。すごい髭がながい人.... ってこの人 Leland Sklar じゃないですか。

その後、出てきたのが、ギターの Danny Kootch とドラムの Russell Kunkel。これはすごい。Tapestry の時のままですよ。

次の曲からは James Taylor の持ち歌と Carole King の持ち歌を交互に。

James Taylor は代表曲をずらりと並べた感じ。Carole King はやっぱり Tapestry の曲が多かったですね。

1 部の最後は Natural Woman。この歌もいい曲だ世なぁ。ほんと Carole King のバラードはすばらしい。

James Taylor の Fire and Rain とか、Something in the Way She Moves、Cantory Road、Sweet Baby James などなど。Carole King の Way Over Yonder とか Will You Love Me Tomorrow? などなど。Will You Love Me Tomorrow? は James Taylor とのデュエットでした。

そして、アンコール前の最後の曲はやっぱり You've Got a Friend。

この曲は James Taylor の最大のヒット曲。でも、ここは作曲者の Carole King の顔を立てて、彼女のバージョンでいくかなぁと思ったら、James Taylor のバージョンでした。

アンコールの最後は Locomotion。確かに Carole King の曲で、よくコンサートのアンコールでやっているのは知っているけど、やっぱりこの曲が最後というのはなぁ...

個人的には、ここはバラードでしめてもらいたかったです。

まぁ、それはそれとして、ほんと楽しめました。まわりの観客もあきらかに私より年上の人ばかり、スタンディングすることもほとんどなく、落ち着いた雰囲気でした。

ところで、武道館って昔より音がよくなったような気が。以前は、反響がすごくて後ろから遅れてエコーが聞こえるぐらいでしたけど、今回はそれを感じませんでした。吸音材とかいろいろ仕込んでいるのか、それとも反響をシミュレートして反響が出ないようなセッティングにしてあるのか... 音がよくなるのは大歓迎なんで、いいんですけどね。

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