2010/07/11

今日の一枚

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Elvis Costello "Secret, Profane & Sugarcane" (2009)

1 枚ごとにいろいろと趣向を変えて楽しませてくれる Elvis Costello ですが、このアルバムはカントリーですよ。それも最近のポップス化したカントリーではなく、もっと古いスタイルのカントリー。

個人的にはあまりカントリーは好きではないのですが、これはいい。ギターにウッドベースにフィドル。昔懐かしい音。

とはいっても、カントリーに埋没してしまうのではなく、ちゃんと Elvis Costello の世界を作り上げているのがすごいです。カントリーとはいっても、やっぱり Elvis Costello のサウンドなんです。

基本的にどの曲も好き。古いワルツを彷彿させる I Felt the Chill なんかいいですねぇ。リゾネイターギターのスライドがボーカルに浮き出させ、そこにフィドルがからんでいく。

How Deep Is the Red? は少しフォークっぽい曲。マイナーの曲だからそう聞こえるかもしれませんが。そして、最後の Changing Partners。この曲を聴くとどうしてもテネシーワルツを思い出してしまう。ちょっと似てませんか?

次のアルバムの National Ransom もおもしろそう。まだ聞いてないので、買わねば。

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