Neil Young "American Stars 'N Bars" (1977) | |
ちぐはぐな印象がぬぐえないアルバム。というのも A 面、B 面 (レコードにはそういうものがあったのですよ) でまったく違うサウンドで、統一感がないからです。まぁ、それぞれの楽曲の完成度は決して低くないので、それが救いです。 A 面はカントリーっぽい曲。というのも Carol Mayedo のフィドルが常にフューチャーされているから。Linda Ronstadt と Nicolette Larson のバックボーカルもカントリーっぽさを引き出してます。後はスティールギターも。 のんびり、ゆったりと流れていく古き良き時代のカントリーという感じです。特に、The Old Country Waltz はいいですね。 A 面最後の Bite the Bullet はハードなんだけど、カントリーという不思議な曲。でも、こういう曲好きです。 というように A 面はカントリーでまとめられているのですが、B 面はよく分らず。というのも、もともとのコンセプトで作りきれなかったからで、B 面は寄せ集め的に作られています。録音時期もバラバラ。 とはいうものの、Like a Harricane が入っているだけでこのアルバムの価値が上がるわけです。他の曲からは完全に浮いてますが。 絞り出すような Neil のボーカルも、荒々しく倍音成分がたっぷりのエレキの音も何もかもがカッコいい。できればライブで聞きたいです。 |
2010/09/14
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