2010/11/06

今日の一枚

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Santana "All That I Am" (2005)

Supernatural から続く豪華ゲストを招いて作ったアルバム 3 枚目。もう 5 年以上経っているので、そろそろ出してもいいんじゃないかなぁと思っていたら去年カバーアルバムの Guitar Heaven を出しましたね。

ということで、All That I Am です。もちろん、このアルバムも豪華ゲストがいっぱい。ところが、あんなに気があっていたように見えた Rob Thomas が入っていません。変だなぁと思っていたら、楽曲の提供だけはしてました。4 曲の Mary J. Blige とやっている My Man がそう。

はじめ 2 曲と、真ん中の 1 曲と終わりの 1 曲はオリジナル。これらの曲がやっぱり Santana っぽいですね。いかにもラテンロックという感じ。ブラスが入ると、グッとラテンっぽくなります。

3 曲目の Michelle Branch の曲。8 ビートでノリのいい曲。いかにも Michelle Branch という曲です。ところが、Carlos Santana のギターはちゃんと Santana しているのが不思議。他の曲もそうだけど。

will.i.am との I Am Somebody もノリのいいポップな曲。あまり will.i.am ぽくないのですが、彼は多彩なのでこういう曲もパパッと書いちゃうんだろうな。

このアルバムで一番聴き応えがあるのが Trinity での Kirk Hammett、Robert Randolph とのギター対決。Kirk Hammett はもちろん Metallica の Kir Hammett。Robert Randolph はいつものようにペダルギターなのでしょうか。3 人がそれぞれギターの泣かせ方が違うのがおもしろいです。

Cary Baby Cry の Sean Paul と I Don't Wanna Lose Your Love の Los Lonely Boys はいずれもベースはラテン。Santana とあわない方がおかしいぐらい。Sean Paul のラップがすごい決まっていて、カッコいい。I Don't Wanna Lose Your Love は Los Lonely Boys は持ち歌にしてしまっているようです。

それはそうと、豪華ゲストなしのオリジナルアルバム出さないですかねぇ。豪華ゲストが曲を提供するパターンは Sanatan のよさを十分引き出していないような気がします。たまには豪華ゲストと一緒にアルバムもいいのですが、ずっとはねぇ...

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