Crosby, Stills & Nash "Daylight Again" (1982) | |
CS&N は寡作でキャリアは長いのに数えるほどしかアルバムを作っていません。ほんとこのグループは離合がはげしすぎ。しかも、このアルバムを作成した当時、David Crosby はドラッグで使いものにならなかった時期に重なります。 実際は Stephen Stills と Graham Nash の 2 人のアルバムだったらしいのですが、マーケティング的に Crosby もとなったそうです。そのために Crosby の出番は超少なくて、たった 2 曲。 ところが、この 2 曲がムチャクチャいい曲なんです。やっぱり David Crosby いいなぁ。 1 曲目が Delta。そして、もう 1 曲が Might As Well Have a Good Time。どちらもピアノのバラード。特に Crosby のオリジナルの Delta がすばらしいです。このアルバムで一番好き。 CSN (&Y) は各自の音楽性が全然違うのがおもしろいです。 Stills はハードな曲や、ラテン系のサウンドを取り入れるのが好きだし。Graham Nash はほんわかした曲。 たとえば、Stephan Stills の Turn Your Back on Love や Too Much Love To Hide はかなりハード。エレキでギンギンにきます。と思うと、Daylight Again のようにフォークっぽいのもつくって見たり。 Daylight Again は不思議な響きの曲。エレキの Stills も好きなのですが、やっぱりアコギの Stills の方がいいなぁ。どういうチューニングを使っているのかいまいち分からないのですが、たぶん変態的なチューニングだと思いますww 最後にバンジョーで Find Cost of Freedom というサービス付き。 ちなみにこの曲、Simon & Garfukel の Art Garfunkel がバックボーカルに入ってます。 残念なのが、今の CD はボーナストラックでこの後にも曲があること。Find Cost of Freedom で静かにアルバムが終るというのがなくなってしまっています。 一方の Nash はWasted on the Way も Song for Susan も柔らかいほんわかした曲。特に Song for Susan がすばらしい。おもちゃのピアノのようなキンキンした音のピアノがこれにとてもあってますね。 |
2010/11/12
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