今日の一枚

Sheryl Crow "Home for Christmas" (2008)

実をいうとこのアルバムはあまり評価していません。でも、最後の 3 曲だけは別。これがなかったら凡庸なアルバムになってたでしょうね。 特に I'll Be Home for Christmas とか Merry Christmas, Baby などがイマイチ。Merry Christmas, Baby はもっとパワフルに歌えばいいのに。 で、最後の 3 曲。There Is a Star That Shines Tonight は Sheryl Crow の曲。やっぱりオリジナルですよ。あまりにも手垢のついた曲を凡庸にやるより、こういうオリジナルをもっと入れればよかったのに。 もっといいのが、Sheryl Crow のプロデュースをいろいろやっていて、このアルバムでもプロデュースをしている Bill Bottrell の Hello, My Friend, Hello。 すごいシンプルなんだけど、それを重ねることによって重みがましていくのです。 最後の All Through the Night は知らなかったのですが、ウェールズのフォークソングだそうです。でも、すごいモダン。古臭い感じはぜんぜん感じないのが不思議なところ。2 行詩を連ねていて、2 行目はすべて All Throught the Night。そして、さびという構成。こういうの好きです。