今年の JavaOne というか Oracle OpenWorld で最も名をあげたレストランといえば、St. Regis にある Ame。
OpenWorld で Keynote をする予定だった SaleseForce の Mark Benioff が、勝手に Keynote をキャンセルさせられてしまって、その代わりにプライベートな講演をしたのが Ame だったのです。
前から一度いってみたいと思っていたので、予約を取って、いってみることにしました。
ところで、Ame というのはエイメと発音するのだとばかり思っていましたが、なんと「アメ」と発音するのだと。しかも、アメというのは雨のことだというではないですか。St Regis の日本語のページに雨と書いてあったので、てっきり自動翻訳をしたのがそのままになっているのかと思っていたのですが、本当に雨のことだったとは。
雨という名前の通り、日本のテイストをかなり取り入れたフレンチです。
今回はコースの A Taste of Ame をいただくことにしました。
前菜は刺身。魚のカルパッチョとかではなく、ほんとにメニューに Sashimi とあります。サービスの人がこれが鯛で、これが鮪といっているのが、すごいへんな感じww
とはいっても、刺身がそのままではなく、やはりカルパッチョ風にドレッシングなどで和えてあるものですが、それはそれでおいしい。
スープはキャロットジンジャースープ。バジルオイルが浮いているのですが、その香りがいいですね。見た目とは違い、かなりあっさりとしたスープです。
魚は鱈を焼いたものに酒をベースとしたソースでマリネしたもの。Sake Marinated Cod とあるのですが、酒だけでなく醤油がきいた味。これはすごい和食っぽいです。この鱈も油も全然感じさせず、すごいあっさり。
そして、肉料理は子牛のテンダーロイン。といってもステーキではなく、真空調理のような感じ。これはこれでおいしいのですが、やっぱりあっさり。なんかフレンチを食べた気が全然しません。
和食だとここでごはんが出てきますけど、フレンチなので後はデザートだけ。1 つ 1 つはおいしいんだけど、全体的にあっさりしすぎていて、物足りない感じです。
デザートはハイビスカスのバシュラン。アイスクリームにメレンゲを焼いたものが乗ってきます。でも、これはイマイチ。もうちょっとがんばってほしいなぁ。
ところで、料理はさておき、ここの店のドレスコードがよく分からんのです。OpenTable には Fine Dining と書いてあるし、Yelp にも Dressy と書いてあるのに、結構ジーンズでラフなかっこうのお客さんも多いのです。もちろん、スーツをびしっと決めている人もいるのですが。さて、どちらが正解なのかなぁ。
ついでのついで。昨日の The Spinnaker はサービスの人がクリントイーストウッドに似ていたのですが、今日の担当してくれた人はジャックニコルソンにすごい似ています。なんか偶然にしては、できすぎのような気もww
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