2012/07/26

JJUG Night Seminar: Project Lambda Hands-on

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というわけで、昨日、Project Lambda のハンズオンを開催しました。

九工大の小出先生、NEC の木村さんをはじめ多くの方に協力していただき、なんとか無事に終了することができました。また、当日会場にはお越しいただけませんでしたが、@bitter_fox さんに資料作成などに多大な協力をしていただきました。ほんとうにありがとうございました。

当時は、前半 1 時間ぐらいで Lambda の説明をして、後半 1 時間でハンズオンということを考えていたのですが、予想外に Lambda の説明に時間がかかってしまって、ハンズオンが 30 分になってしまいました。

そのせいもあって、ちょっと慌ただしくなってしまったのが、反省点です。

また、今回は当日のキャンセルがとても多かったのですが、やっぱり Lambda は難しそうにかんじたのかもしれません。事前に JDK 8 w/ Lambda をインストールしてきてとお願いしいていたのですけど、それがまたハードルをあげることにつながってしまったのかもしれません。

もうちょっとやり方を考えないと、ダメですね。

当日の資料などは以下で公開しています。

それにしても、2 人で掛け合い漫才的にやるのはなかなか楽しかったです。ほんとうにぶっつけ本番で、小出先生にかなり無茶降りしてしまったりしてましたが、小出先生は余裕でしたね。

また、JJUG ではこういうハンズオンなどもやっていきたいと思っているので、またぜひご参加ください。また、企画のリクエストも大歓迎です。

2012/07/21

JJUG Project Lambda Hands-on 事前準備

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7/25 に JJUG の Night Seminar で、Project Lambda のハンズオン を行うことになりました。

参加者のみなさまから JDK はどうすればいいのか、IDE の設定は必要なのかなどのお問い合わせをいただいていますので、この場でご説明させていただきます。

ただし、ハンズオン時にも説明や、JDK インストールの時間は取りますので、ご不明な点などありましたら ノート PC だけ持参していただければと思います。

 

Project Lambda をサポートした JDK のインストール

Project Lambda は Java SE 8 に含まれるため、ハンズオンで使用する JDK も JDK 8 となります。

ただし、OpenJDK や java.net の JDK 8 プロジェクトで配布されているビルドには、現状 Project Lambda は含まれていません。

その代わりに、Project Lambda と Project Jigsaw だけは特別にパッケージングされた JDK が公開されています。今回は、その特別版の JDK を使用します。

Project Lambda をサポートした JDK のダウンロードページは以下になります。

 

Java SE 8 Developer Preview with Lambda Support

http://jdk8.java.net/lambda/

 

現在は build 48 が公開されています。サポートしている OS は Windows (32bit/64bit)、Linux (32bit/64bit)、Solaris (32bit/64bit)、Mac OS X です。

Windows 向けは zip ファイル、他の OS では tar.gz がダウンロード可能です。ダウンロードの前に License Agreement で [Accept License Agreement] のチェックボタンをチェックします。

そして、使用する OS の zip/tar.gz ファイルをダウンロードします。


(赤線は櫻庭が加えました)

 

以下、64bit 版 Windows を用いて説明します。

Windows 64bit の場合、ファイル名は lambda-8-b48-windows-x64-12_jul_2012.zip になります。

インストーラは含まれていないので、適当なディレクトリで展開します。展開すると、jdk1.8 ディレクトリが作成されます。たとえば、C:\ で展開した場合、C:\jdk1.8 が作成されます。

現在、Java SE 8 に対応する IDE は存在しないので、今回はテキストエディタを使用してプログラムを記述し、ターミナルからコンパイル・実行を行います。

そのために、まずパスを通しておく必要があります。Windows で C:\jdk1.8 に JDK を展開した場合、次のようにコマンドプロンプトでパスを通しておきます。

これで、このコマンドプロンプトでは Lambda に対応した JDK を使用することができます。

パスを設定したら、確認のため -version オプション付きで java コマンドを実行してみてください。

C:\labmda>set PATH=C:\jdk1.8\bin;%PATH%
C:\lambda>java -version
openjdk version "1.8.0-ea"
OpenJDK Runtime Environment (build 1.8.0-ea-lambda-nightly-h209-20120712-b48-b00
)
OpenJDK 64-Bit Server VM (build 24.0-b15, mixed mode)

C:\lambda>

上記のように、build 1.8.0-ea-lambda と書いてあれば、OK です。

 

また、前述したように、現状 Java SE 8 に対応した IDE は存在していません。そのため、ハンズオンでは IDE を使用せず、テキストエディタでプログラムを編集していきます。

どのようなテキストエディタでもかまいませんので、使用できるようにしておいてください。

 

最後に繰り返しになりますが、ハンズオン時に JDK 8 with Lambda Support の各 OS 対応版パッケージを USB で用意しますし、インストールの時間も設ける予定です。もし、事前のインストールなどで不明点がありましたら、ノート PC だけご持参いただければ、ハンズオン時に対応する予定です。