今年から日々の備忘録として Facebook のノートを使っています。
blog ではこれらのノートを再構成したものになっています。
さて、今日は夕方の Keynote まではコミュニティ系のアンカンファレンスなどのイベントがあるだけ。午前中、私は寺田さんと一緒に Java Champions のブランチミーティング。
Java Champions だけ、ちょっとだけ先に情報をリークしてくれるというミーティングです。内容はともかく人と会うのが第 1 の目的かな。
去年は知っている人があまりいなかったのですが、今年は東京で JavaOne をやったおかげで知り合いになれた Oracle の人たちと再会。Naveen Asrani や Roger Brinkley などです。
あと、Twitter ではやりとりをしている けど、去年の JavaOne ではすれ違いばかりだった James Weaver。彼は「さくらば」と発音しづらいようで、すぐに「さくばら」さんとなってしまうのがおもしろかったです。「ゆういち」の方が発音しやすいと思うんだけど、かたくなに名字で呼んでくれてました。もちろん、Steve Chin や Nandini ともあいさつ。
私は JavaFX と Java SE の人だけですけど、寺田さんは Java EE の人と知り合いが多い。Java EE はミーティングに来ている人も多いので、あいさつまわりだけであっという間に時間が過ぎて行ってしまうという感じでした ^ ^;;
その後、寺田さんと別れて、Moscone Center や、Taylor St. の封鎖状況を確認してきました。
Taylor St. はまだ設営中 | |
今年も JavaOne タクシーがいました | |
今年も Iron Man はいなかった... | なつかしの Sun ロゴ |
Yerba Buena Garden | Garden の片隅に黒いものが |
やっぱりヨットでした。でも帆がないと分からん |
Keynote Session
さて、Keynote です。
今年の Keynote は日曜の夕方。しかも、場所は Moscone Center でもなく、Hilton Hotel でもない、Masonic Center。昨日の夜にそれを聞いていなかったら、櫻庭は Hilton をさまよっていたような気がします。
実際、Masonic を Moscone とまちがえて、Moscone に行ってしまった人も少なからずいたみたいです。
Masonic とは「フリーメイソンの」という意味の形容詞です。つまり、フリーメイソンが建てた建物で、演劇などに使うステージや、展示場などのイベントに使えるスペースなどがあります。
観光名所のグレース聖堂の道路を挟んだ向かい側にあるので、存在は知っていましたけど、内に入るのははじめてです。上の写真が入り口なんですけど、建物はすごい大きいです。
ステージは半円形。ステージはあまり大きくないのですが (もしかしたら、バックプロジェクターのために後ろ側を全部潰していたのかもしれません)、客席は結構多かったです。
2 階席まであったのですが、客の入りは... イマイチでした。今年はもしかしたら、参加者がかなり少ないのかもしれません。
1 階席も両脇の席はほとんど埋まっておらず、2 階席もパラパラという感じでした。
去年の JavaOne は 1 日目に Technical Keynote、2 日目に Strategy Keynote だったのですが、今年は Strategy が先で、Technical は後。やっぱりこの順番じゃないとおかしいですよね。
かなり文句がでたのでしょう。
ところで、Keynote に関しては ITpro に JavaOne レポートとして記事を書いたので、ここでは毎年同様フォトログ風にしたいと思います。ITpro の記事もよろしくお願いします!!
よく見ると、フリーメイソン云々と | ステージは半円形 |
何か赤いものが見える | |
これかぶっているの、Sharat Chander なんだけど、なんで? |
Strategy Keynote
Strategy Keynote は全体の MC が Hassan Rizvi、Java SE が Georges Saab、JavaFX と Java ME が Nandini Ramani、Java EE が Cameron Purdy です。
Java SE の Georges Saab は OpenJDK のチェアの人です。また、Nandini が Java ME をやるのが不思議かもしれませんが、もともと彼女は Java ME のエンジニアだったので、その流れなのでしょう。
なぜかよく分からないのですが、その後 Hassan がゲストに呼んだのが Nitional Geographic Explorer の Robert Ballard。
タイタニックの残骸を探すプロジェクトのことを話していったのですが、ぜんぜん Java には関係なし。Oracle がスポンサーになっているみたいですが。
その後に、IBM のキーノート。壇上に立ったのは Jason McGee。櫻庭はほとんど興味がないので、よく分かってません ^ ^;;
Robert Ballard を壇上へ | |
IBM の Jason McGee | IBM の John Duimovich |
Technical Keynote
IBM の Keynote の後、休憩をはさんで Technical Keynote です。
Tech Keynote では、Java SE が Mark Reinhold、JavaFX が Richard Bair、Java EE が Arun Gupta です。
でも、Java SE と JavaFX は一緒になっています。今年の Java SE と JavaFX の Tech Keynote は限られたトピックだけ取りあげるという形式になってしまっています。
取りあげられたのは
- JavaFX Linux/ARM
- NetBeans と Scene Builder
- Project Lambda
- Project Jigsaw
なんと、これだけです。ちょっとこれはひどい。
従来の新しい Java SE の新機能を紹介していくというパターンの方がよかったです。Java SE 8 の全容を説明してくれるセッションもありません。
Java SE 8 ってほんとにちゃんと進んでいるのかなぁ... ちょっと心配になってしまいます。
ちなみに今日は 8:30 から Yerba Buena Garden で Macy Gray のライブがあります。ところが、Keynote の進行がどんどん遅れていきます。Tech Keynote が始まったのも、当初の予定からはかなり遅くなっています。
櫻庭としては Java EE の Keynote よりも、Macy Gray のライブの方が重要なので、Java EE の途中で抜け出しました。結局、Keynote はかなり時間オーバーして終わったようです。
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