JavaOne もとうとう最終日です。今日は朝から Community Keynote。ただし、いつもよりはちょっと遅くて、9 時の開始。
去年は最終日は寝坊してしまったわけですが、今年は起きました!! でも、眠い。
初日の Keynote とは違って、今日の Keynote は Hilton。でも、例年 Keynote をやっている Grand Ballroom ではなく、Imperial Ballroom でした。
やっぱり、今年は参加者数が少ないのかなぁ。
ところで、こうやっていろいろと JavaOne/OOW の写真を撮っているわけですが、実をいうと去年まで写真撮影はほんとは禁じられていたんです。誰も守ってなかったですけどww Oracle が固いからというわけではなくて、Sun の頃からずっと撮影は禁止だったんです。
ところが、今年から写真撮影 OK になりました!! 撮影していいよと書いてあるのが、上の写真。ということで、今年から堂々と写真を撮ることができたのでした。
さて、今日聴講したセッションです。
- Keynote
- Technical Session
- CON6375 Custom Charts
- CON4863 JMX: Much More Than Just Application Monitoring
- おまけ
Java SE 8 で JMX が 2.0 にアップデートされるので、新しい情報でもあるかと思って、JMX のセッションに出たのですが...ぜんぜん新しいことがなくて、JMX のチュートリアル的なセッションだったので、がっかりでした。
Keynote
Community Keynote
今日の Keynote はコミュニティが主題。でも、コミュニティといってもユーザのコミュニティもあれば、ベンダーのコミュニティもあるわけです。
ということで、ベンダーのパネルと、ユーザーグループのパネル。
パネルでおもしろかったのが、Cloudera の Mike Olson がいったこと。Mike はスーツだったのですが (といってもノーネクタイですけど)、こんなのを着てきてしまったオレがバカだったと。
JavaOne の正装はジーンズに T シャツですからね。実際、パネルの登壇者もみんなジーンズ。スーツ姿が多い OpenWorld とはぜんぜん違いますww
パネルの前に OpenJDK の注目プロジェクトということで、Project Sumatra のデモがありました。また、パネルの後には 2 つの事例紹介。いずれも Duke's Choice Awards の受賞者 (社) です。
1 つ目が先ほどのベンダーパネルにも出ていた Perrone Robotics の Paul Perrone による自律動作が可能なロボットカーである Rumbles の紹介。
Rumbles はセンサーを使って障害物にぶつからないように自走します。でも、後ろ側にはセンサーがついていないらしく、バックでステージの奥に走り始めたら、すかさず落ちないように Paul が支えてやってました.。
そして、もう 1 つの事例が Liquid Robotics の自律動作する海洋調査ロボットの紹介。Liquid Robotics といえば、Java の父 James Gosling が所属しているところでもあります。
で、登場したんですよ James が。もうそれだけで、会場は盛り上がる!
でも、James は久しぶりにこういう場所で喋るのためか、一段とスピーチがヘタになってましたねww まぁ、James がしゃべりがうまいとかどうかというより、そこにいるという方が重要なのです。
最後に Sharat Chander、Georges Saab と一緒に T シャツ投げ!!
James は Keynote が終わっても、ずっと取り囲まれていて、写真やサインをせがまれていました。やっぱり、James Gosling の人気は衰えず。
これが今年の JavaOne の一番のサプライズでした。
LJC の Ben Evans |
Stackthread の James Gough |
jClarity の Richard Warburton |
Oracle の Cecilia Borg |
SOUJava の Bruno Souza |
|
Perrone Robotics の自走車登場 |
|
落ちそうになるのを食い止める |
御大 James Gosling 登場 |
|
袋から取り出したのは T シャツ! |
もちろん投げます |
Steve Chin 登場 |
Nighthacking Tour と題してヨーロッパを回るらしい |
取り囲まれる James |
Technical Session
CON6375 Custom Charts - Simon Ritter
JavaFX ではチャート (グラフ) が使えるようになったのですが、チャートをカスタマイズする話。
Custom Control のセッションと同じように、まずは CSS で見ばえを変化させるところから。というか、チャートは CSS だけで見た目を変化させる項目がいっぱいなので、CSS を使わざるを得ないのですが。
たとえば、凡例をチャートの左側に表示するのであれば、-fx-legend-visible: true と -fx-legend-side: left を指定します。
これ以外にも多くの設定項目があります。
続いて、既存のチャートのクラスをベースに拡張する方法。例としてマウスクリックするとその部分が少しだけ離れるというパイチャートを作ります。
クリックした領域から Arc オブジェクトを取得し、アニメーションで外側に移動させます。全部のコードを示しているわけではないので、不明部分もあるのですが、なんとなく雰囲気が分かります。
しかし、手順の中に deprecated なメソッドを使うとあるんですけど、いいんでしょうかww
それにしても、このサンプルを公開してくれないかなぁ...
おまけ
今日、はじめて朝ご飯に遭遇しました!! Keynote の会場を出たら朝ご飯があったのです。
Keynote が押して、次のセッションの開始時間が迫ってきていたのですが、腹が減ってはいくさができぬということで、朝から甘いドーナツを食べたのでしたww
で、セッションに遅刻しました ><
ということで、今年の JavaOne も終了。来年は 9 月 22 日から 26 日まで。何でもいいんですけど、期末はやめてもらいたいなぁ....
0 件のコメント:
コメントを投稿