長いようで短かった JavaOne も今日でおしまいです。今日は朝から Communitiy Keynote。今年はちゃんと起きて、聞きに行くことができました (笑)。
今年も、朝ご飯に出会えたのが最終日だけ。毎年思うのですが、朝ご飯ははじめのセッションの前に出してほしい!!!! #てらだよしおがんばれ といえば、改善するかなぁ?
さて、今日聴講したのは、以下のセッションです。
ほんとは、後 2 つほどセッションをとるつもりだったのですが、Keynote 直後の JVM Advanced Tuning は Keynote が伸びて、満席で入れませんでした。もう 1 つ、Swing から JavaFX のマイグレーションに関するセッションもとるつもりだったのですが、こちらは昼ご飯を食べに行っていたら、間に合わなかったという ><
まぁ、最終日はこんなものです。
KEY11027 Java Community Keynote
JavaOne 最終日は Community Keynote が定番になってきました。
前半はスポンサーキーノートで Freescale の Geoff Less。初日の IBM の話に比べると、かなりおもしろいです。
だいたいスポンサーキーノートは聞いている方も適当に流すのですが、めずらしく今日のキーノートはみなちゃんと聞いていた感がありました。職に結びついた話だからかもしれませんが。
さて、Community Keynote です。
Community Keynote では次の 5 つのテーマについて、それぞれなにがしかの人が登壇して喋るという形式。
- Education
- Safety
- Environment
- Space
- Oceans
一番はじめの Education は分かるものの、その他のトピックってどこがコミュニティに関係するんだろうというものばかりですね。最後の Space と Oceans なんて、かなりとってつけた感があります。
こんな感じなので、それほど盛り上がらず。
一番、盛り上がったのが 10 歳のプログラマの少年が壇上に上がった時。彼は Oracle のエバンジェリストの Arun Gupta の息子なのですが、Ecliipse を起動して「これが Eclipse です」というだけで盛り上がるのです。たぶん、言っている本人はなんで大人たちが Eclipse でこんなに大騒ぎしているかまったく理解できないでしょうねww
このときには、まさか JavaOne の後に Arun が辞めてしまうとは思いもよりませんでした。
そういえば、寺田さんが世界デビューで (昨日、セッションがあったので、本質的にはそちらが世界デビューですけど)、なんと T-Shirt 投げをしましたよ! 寺田さんが T-Shirt を投げている、すぐそばに座っていたのに、こっちには投げてくれなかった (泣)。
最後には、James Gosling が出てきて喋ったんですが、彼が喋ったのは初日にあった NetBeans のセッションと同じ内容 ><
Gosling がでてきたから、Oceans だったわけです。
寺田佳央走る |
|
寺田佳央投げる |
CON4904 Advancements in Text and Internationalization for JavaFX 8
スピーカは Oracle の Felipe Heldrich。JavaFX 8 の新機能である、リッチテキストに関するセッションです。
リッチテキストを著すための中心となるのが、Text クラス専門のコンテナである TextFlow クラスです。TextFlow クラスでは複数行の文字列を表示可能で、改行処理も常に行います。
TextFlow に貼る個々の Text オブジェクトのプロパティもしくは CSS を変化させておけば、それに応じたリッチテキストが表示できるというわけです。
同じような機能を持つコンテナとして FlowPane がありますが、TextFlow では改行を扱えることや、BIDI を扱うことができます。
ただし、表示するだけなので編集の機能はありません。
また、Text の wrappingWidth や textAlignment、x、y などのプロパティは無視されます。
TextFlow の描画にはネイティブのものと T2K の両方を扱えます。たとえば、ネイティブの例として、Windows では DirectWrite、OS Xでは CoreText が使用されます。Linux ではデフォルトで T2K になるそうです。
JavaFX 8 では BIDI が正式にサポートされ、文字列が左から右だけではなく、アラビア語のように右から左に書くことも可能になります。
どうやら、Internationalization といっていたのは、この BIDI のことだけのようです。なんだかなぁ....
というわけで、今年も JavaOne もおしまいです。
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