昨日、ホテルに帰ったら、いくらカードキーをかざしても部屋の鍵が開かない!
カードキーがおかしくなったかと思って、フロントに戻ってキーが開かないんだけどと。カードキーをリセットしてもらって、再び部屋へ。ところが開かない。
もう 1 度、フロントに戻ってダメなんだけどというと、今度はスタッフも一緒に来てマスターキーでトライしてくれました。ところが、開かない。
なんと、カードキーのレシーバーの方が逝かれちゃったらしいのです。
しかたなく、急遽別の部屋を用意してもらいました。でも、よく部屋あったなぁ。満室だったはずなのに。たぶん、予備の部屋なんでしょうね。前の部屋よりいい部屋でした。
明日の朝イチに業者が来るので、待っていてくれといわれたわけです。
ノート PC の充電器は持っていたものの、カメラやスマートフォンのは持っていません。もちろん、写真も PC に取り込めず。これはイタい。
まぁ、最悪の場合でも、買えばいいだけなので、どうにかなるでしょう。
で、今朝 8 時ぐらいに電話で、部屋が開いたと。で、行ってみたら、やっぱり鍵が壊れていたらしいです。もうこの部屋は使えないので、昨夜泊まった部屋に移動してほしいと。
幸いにも荷物は全部無事でした。それらを急いでまとめて、部屋を移動。カードキーも 1 泊だけになっていたので、リセットしてもらって、再び昨日の部屋へ。
まずは充電と写真の取り込み。今日の夜はライブがあるので、それに備えてカメラのバッテリーはフルにしておきたいのです。
そんなことをやっていたら、午前中の 2 セッションは聞けず。まぁ、しかたないです。
ほんと今年はついてない。
で、今日、聴講したセッション
- Plugging into the Java Compiler [CON4265]
- Extreme GUI Makeover [CON3474]
- Building Custom JavaFX Controls [CON3064]
- Introduction to Java DIO APIs [CON5394]
Plugging into the Java Compiler [CON4265]
スピーカーは Google の Christian Gruber と Éamonn McManus。Java SE で Google の人のセッションは珍しい。まぁ、Android ではないですからね。
ちなみに、Éamonn は JDK のチームにいた人。JMX をやってましたけど、Google に行ってしまっていたとは。髪型が変わっていたので、全然気がつきませんでした。今は App Engine をやっているそうです。
このセッションでは アノテーションプロセッサーを使っていろいろやってみましょうというセッション。
メインは アノテーションで DI を行う Dagger の話。
櫻庭はアノテーションプロセッサを書いたこともあるので、だいたい知っていることでしたけど、便利なんですよね。アノテーションというと使うばかりで、自分でアノテーションを定義することはほとんどないかもしれませんけど、やってみるとおもしろいですよ。
Extreme GUI Makeover [CON3474]
スピーカーは Canoo の Hendrik Ebbers。Mastering JavafX 8 Contorls の著者でもあります。
Extream GUI Makeover というと、JavaOne 伝統のセッションタイトルでかつての Swing チームの Charles Haase などが行っていたセッションなのです。それを意識しているのか、偶然なのか....
かつての Extream GUI Makeover はおもしろかったんでけど、今回はつまらない。どうも話が薄いんですよね。Tips を並べただけという感じ。
やっぱり作っていた人たちの話と、作られたものを使っているだけの人の話は違うのかもしれません。
ちょっと残念。
Building Custom JavaFX Controls [CON3064]
で、今度は作っている人の話。スピーカーは Jonathan Giles。彼は JavaFX チームの人なのですが、サンタクララではなく、オーストラリアで活動してます。
また、FXExperience で毎週 JavaFX のニュース集めている人です。
で、去年もこのセッションに出たのですが、内容はほとんど同じでした。Jonathan もうちょっと考えようよ!!
とはいうものの差分が 0 というわけではなく、Java SE 8 で変わった部分はちゃんとアップデートしてました。変わった部分としては
- SkinBase が公開 API になった
- CSS API がさらに増えた
- BIDI のサポート
- Modena
- 新しいコントロール
- ラムダ
って、最後は JavaFX じゃないし...
SkinBase と CSS API が公開されたのはいいですね。
今年も 3 種類のコントロールの作り方。CSS だけの変更、レイアウトを自分でやるもの、全部自分で書くの 3 種類。後の方が、難しくなります。
しかし、資料のコードが読めない。一番前に座っていたのに、それでも読めないって... 写真に撮って拡大して確認してました ><
これはちょっとひどい。
Introduction to Java DIO APIs [CON5394]
スピーカは Jen Dority。この人ははじめてだ。
センサーなどを扱うための API で、DIO は Device I/O のことです。櫻庭的には DIO というとデジタル I/O で、アナログ I/O の AIO と対になることばなんですけどね。
DIO といっても独自の I/O ではなく、既存の I/O の規格を Java から使えるようにしましょうというもの。現状でサポートするのは以下の 4 種類。
- GPIO
- SPI
- I2C
- UART
それぞれ、コード例を出してました。この 4 種類を扱うための統一的な API というわけではなく、それぞれやり方が違うのがちょっとという感じ。まぁ、それもしかたないとは思いますが。
それにしても、この Jen さん、こういう場で話すのははじめてだったようで、こちらにも緊張が伝わるほど、ガチガチ。しかも、デモをしようとしたものの、結局動かず。もうちょっとちゃんとやろうよ。
これでセッションはおしまい。
今日はこれからトレジャーアイランドに移動して、エアロスミス!!!
おまけ
久しぶりに JavaOne のランチボックス食べました。今年初。
午前の 2 セッションを聴講できなかったので、直接ランチ会場に行ったというのがほんとのところですが。
JavaOne のランチボックスはだいたいサンドウィッチかショートパスタ系のものが多かったのですが、サラダがメインのランチボックスがありました。とうぜん、それを選んだわけです。
まぁ、味はまったく期待はしていないので、いいんですけどね。それなりということで。
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