Java に関する本をはじめて書きました!
内容は Java SE 7 と Java SE 8 の主要な新機能である以下のトピックだけに特化して紹介した本です。
- Project Coin
- NIO.2
- Project Lambda
- Date and Time API
今まで続けてきた ITpro の連載の中から、Java SE 7 と Java SE 8 のトピックをまとめたような内容ですが、実際にはすべて書き下ろしです。
でも、連載と掛け持ちしていたり、講演などをしていたりすると、すぐにスケジュールが遅延してしまって... 当初の予定だと去年の今ごろ出版されていたはずなんですが ^ ^;;;
ほんとうに編集の方にはご迷惑をおかけしました。
たまたまなのですが、ITpro の連載が 5 月に終わったので、その後はかなり集中して書くことができました。
とはいうものの、JavaOne に旅立つ成田空港でもまだ校正をやっていたりと、ほんとにギリギリまであがいていました。徹夜して飛行機に乗って、サンフランシスコ着いたら体調悪化して寝込んだりしてました。飛行機の中では爆睡していたんですけど、寄る年波には勝てないです。
まぁ、それでも無事に出版することができてほんとよかったです。
Java SE 8までカバーしている本は何冊かあると思いますが、Project Lambda についてここまで書いた本は他にはないと自負しております。
今まで、いろいろなところで Project Lambda の講演やハンズオンをやってきました。参加された方たちからは、その場ではなんとなく分かったような気になっても、いざ自分でラムダ式や Stream API を使って書くという時には困難さを感じていたというようなことを聞いています。この本によって少しでもラムダ式や Stream API を使うためのハードルが下がってくれれば幸いです。
もちろん、他の Coin や NIO.2、Date and Time API も参考になるはずです。
ぜひ書店でお手にしていただいて、とりあえずはパラパラとめくっていただければ思います。もちろん、Kindle や Kobo、PDF などの電子書籍版もあります。
ちなみに、発売前にタイポがすでに見つかっています。技術評論社のサイトに正誤表がありますので、ぜひそちらをご参照ください。
また、タイポや間違いなどがありましたら、技術評論社もしくは櫻庭までご報告いただければ幸いです。
とうぶん、本を書くことはないと思いますが、次は JavaFX の本にしたいなぁ... 需要があるかどうか微妙なのですけどね。